家やマンションの一階部分が駐車場になっている物件は意外と見かけます。一方で、「マンションの一階が駐車場だと運気が下がる」ということが聞いたことはないでしょうか。風水では、一階が駐車場の建物(風水では地劫殺)には住まないほうがよいとされているのです。
正しくいえば、駐車場以外にも「一階部分が空洞になって風が抜ける状態」のことを風水ではよくないとされます。つまり、凶作用がある物件ということなのです。本記事では、具体的に風水でなにがよくないのか解説致します。
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一階が駐車場の建物は風水で「凶」になる
・大地から来る「気(エネルギー)」が建物にたまらない
・人の往来により陰気が必要なところが陽気と化してしまう
風水では、一階が駐車場になっているような建物を「地劫殺(ちこうさつ)」と呼びます。
「一階部分が空洞になって風が抜ける状態」は、気が散じて陽気と化してしまうため住むにはよくないとされています。
本来、住居は人間が生活する中で睡眠を取る行為を行う場所でもあります。
人が住む家というのは、その土地からエネルギーを充電するための場所であり、それが住居の役割です。
「一階部分が空洞になって風が抜ける状態」の建物では、住居の寝室が陽気と化してしまうことで、気が散じて重要なエネルギー充電ができない住居ということになります。
寝室は人が体を休めるうえで「陰気」が整っている必要があるからです。
一階が駐車場の建物の風水的デメリット
「陰気」が整っていない場合、以下のようなデメリットがあります。
・家に居着かなくなる
・判断力の低下
・活力の低下
・寝ても疲れがとれない
・不調や病気が続く
・寝付きが悪い
・地に足がつかない感じ
エネルギー充電ができない住居といえば、こういった問題が考えられます。
では、住居でない店舗などの場合は関係ないかというとそうではありません。
その建物に長くいるわけですから、スタッフが定着しなかったり、やる気がわかないなどが考えられます。
一階が駐車場の建物の風水対策はある?
一階が駐車場の建物の風水対策としては、下記があります。
・賃貸の場合は二階は避けて上層階に住む
・一戸建ての場合は駐車場にシャッターをつける
などが考えられますが、大幅な改善方法はなく賃貸の場合は引っ越すしかありません。
また、その土地の吉凶によって状況に違いはありますが、建物というのはすぐに変えることができないため、これらの対策くらいしか方法はないともいえます。
そのため、家を建てる借りる際には、地劫殺に注意が必要なのです。
一階が店舗や駐車場の家相は大凶なので注意が必要!
筆者も風水とは無縁だった頃、賃貸マンションで一階部分が駐輪場と駐車場になっている物件に住んでいたことがあります
そのマンションは確かに入れ替わりが激しい、入居者がの短いサイクルで転居する場合が多かった気がします。そして、当時二階に住んでいたのですが、電気代が高かったです。
これは、「一階部分が空洞になって風が抜ける状態」の賃貸は部屋が寒くなるからだと思います。
私自身、その賃貸物件は1年以内に退去したので、後に風水の原理を知って腑に落ちた感覚があります。
ちなみに、一階部分が駐輪場と駐車場になっている物件のことを建築用語でピロティ構造というそうです。
ピロティ構造は地震に弱いといわれ、耐震性においてもリスクがあるとされています。特に、都市部では土地が少ないため、「一階が駐車場の建物」は割と多く見かけると思います。
土地も省スペースで済んだり、駐車場があることにメリットと感じる人もいるはずです。
筆者も風水を知って「凶」作用があることを気づいてからは避けていますが、風水を気にしたことがない人は意外とそういった物件を選びがちです。
吉凶を気にする人であれば風水を参考にしてみるのもよいでしょう。