ローマのサンタンジェロ城は人気の観光名所です。ローマとえいばヨーロッパに大きな影響を与えてきた歴史があり、現在も多くの歴史的建物は多くの観光客をひきつけます。こちらではローマのサンタンジェロ城の歴史や見どころ、入場料、予約方法、などをご紹介します。
※ PR このページで紹介する記事の中には、
一部箇所に広告が含まれている場合があります。
目次
- ローマの「サンタンジェロ城」を大調査
- ローマ「サンタンジェロ城」の歴史
- ローマ「サンタンジェロ城」の頂上にあるもの
- ローマ「サンタンジェロ城」の名前
- ローマ「サンタンジェロ城」からの絶景
- ローマ「サンタンジェロ城」の橋も見どころ
- ローマの彫刻家ベルニーニについて
- ローマ「サンタンジェロ城」の博物館
- ローマ「サンタンジェロ城」の秘密の通路
- ローマ「サンタンジェロ城」の夜景
- ローマ「サンタンジェロ城」の所要時間
- ローマ「サンタンジェロ城」のチケット予約
- ローマ「サンタンジェロ城」の入場料
- ローマ「サンタンジェロ城」の営業時間
- ローマ「サンタンジェロ城」と『ローマの休日』
- ローマ「サンタンジェロ城」に観光に行こう
スポンサーリンク
ローマの「サンタンジェロ城」を大調査
ローマと言えば言わずと知れたイタリアの観光名所です。ヨーロッパの歴史を作ってきたローマは多くの世界遺産を有し、世界中から多くの観光客が訪れます。今回はそんな歴史的なローマの遺産の中から「サンタンジェロ城」について、その歴史や見どころなど、観光に役立つ情報を大調査していきます。
スポンサーリンク
ローマ「サンタンジェロ城」の歴史

「サンタンジェロ城」という城の名前は、日本語で言うと「聖天使城」という意味になります。つまり天使の城です。建設が始まったのは135年のことで、建設を指示したのはハドリアヌス帝です。ハドリアヌス帝といえば台14代のローマ皇帝で、五賢帝の一人でもあります。
五賢帝というのは96年から180年にかけてローマを支配していた優秀な5人の皇帝のことで、この頃にローマは、その栄華の最盛期を迎えます。
具体的にはネルウァ,トラヤヌス,ハドリアヌス,アントニヌス・ピウス,マルクス・アウレリウスの5人の皇帝のことを指しています。
そんな五賢帝と称えられるハドリアヌス帝ががサンタンジェロを作ったのは自分の霊廟として使用するためでした。建設は135年から始まり、完成したのはハドリアヌス帝が亡くなった後の139年のことでした。ハドリアヌス帝は後継者であったアントニヌス・ピウス帝により神格化されます。
サンタンジェロ城は完成後、軍事施設として使われ、14世紀以降には牢獄や避難所として全く違う役割を果たしていましたが、サンタンジェロ城の歴史的な価値が認められ、1980年には世界文化遺産に登録されました。
スポンサーリンク
ローマ「サンタンジェロ城」の頂上にあるもの

サンタンジェロ像の頂上には大天使ミカエル像が建てられています。この大天使ミカエルの像にはいわれがあります。590年ローマでは黒死病と言われるペストが大流行しました。これはヨーロッパの習慣や悪化していた衛生環境により発生するものです。
治療法がなかったこの時代ではひとたび発症すれば致死率60パーセント以上、発症後は1週間ほどで亡くなるという恐ろしい伝染病でした。ヨーロッパではしばしばこのペストが流行し、14世紀の大流行では人口の3分の1がこのペストの犠牲になったといわれています。
590年にローマで流行したペストもまた多くの死者を出しました。当時の教皇グレゴリウス1世は神にペストの消滅を願いました。するとサンタンジェロ城の頂上で大天使ミカエルが剣を振りかざす様子を見たそうです。その直後ペストは終息し、そのことからサンタンジェロ城の頂上には大天使ミカエルの像が設置されたのです。
スポンサーリンク
ローマ「サンタンジェロ城」の名前
現在のサンタンジェロ城の頂上にあるものは18世紀中ごろに作られた青銅製のもので、本物は国立博物館に保存されています。また、実はこの頂上にある像はもともとハドリアヌスが戦車を引く像でした。名前もサンタンジェロ城ではなく「ハドリアヌス廟」でした。ミカエル像の設置とともにこの建物は名前を変えたのです。
ローマ「サンタンジェロ城」からの絶景
大理石で作られたサンタンジェロ城の中に入ると、大理石の壁に囲まれた緩やかな坂道が続いています。その薄暗い坂道の先を進むと「天使の中庭」があり、さらに屋上にアクセスすることができます。
サンタンジェロ城は直径が64メートルの円柱状で、地上からの高さは50メートルに満たない建物ですが、ローマには高層ビルがないので、サンタンジェロの屋上から眺める景色は絶景です。屋上からはヴェネツィア広場、パンテオンの屋根などのローマ市内の様子、サンピエトロ大聖堂などのバチカン市国の様子などが一望できます。
ローマ「サンタンジェロ城」の橋も見どころ
そしてサンタンジェロ城の建物自体も大変すばらしいものですが、建物に続く橋にも見どころがたくさんあります。橋の長さは約135メートルで幅は11メートルあります。この橋の両側には素晴らしい天使像が10体あしらえらえています。
これらの10体の天使像は17世紀に当時の皇帝であったクレメンス帝により設置されたものです。遺産の保護のため現在橋に並んでいるものはレプリカです。本物はサンタンドレア・デッレ・フラッテ教会が保存しています。
当時はキリスト教徒がバチカン市国への巡礼に訪れる際には必ずこの橋を通りました。その時にこれらの大きな天使像に迎えられ、大変神聖な気持ちになった状態でバチカン市国のサンピエトロ寺院に向かうのです。
ローマの彫刻家ベルニーニについて
ところで、サンタンジェロ城に続くサンタンジェロ橋の天使の像はジャン・ロレンツォ・ベルニーニがデザインしました。ジャン・ロレンツォ・ベルニーニといえば17世紀に活躍した大変有名な彫刻家、建築家、そして画家でもありました。
サンタンジェロ橋の天使像は実際に彫ったのは、ベルニーニの弟子で、ベルニーニが作ったのは10体のうち2体だけだそうですが、イタリアのバロック期を象徴する彼の作品は豪華絢爛で、多くの人々に影響を与えました。
彼をバロック芸術の巨匠として称する言葉に「ベルニーニはローマのために生まれ、ローマはベルニーニのためにつくられた」というものがあるほどです。ローマは彼の才能により美しい都へとその姿を変えていったといっても過言ではありません。イタリアの通貨がユーロになる前のリラでは、紙幣の裏に彼の肖像画書かれていたほど有名な人です。
ローマ「サンタンジェロ城」の博物館
サンタンジェロ城の中には「サンタンジェロ国立博物館」が設置されています。城内にある博物館はとても雰囲気があります。サンタンジェロ国立博物館の入場料はサンタンジェロ城の入場料に含まれていますので、是非立ち寄ってみてください。
ここにある展示品はローマの長い歴史の中で集められたものですので、時代の違う作品たちの特徴の違いなども楽しむことができます。また、この国立博物館では演劇やコンサートなどの会場としてもしばしば利用されています。行われる演目などはインターネットでチェックすることができます。
ローマ「サンタンジェロ城」の秘密の通路
サンタンジェロ城は、1キロメートルに満たない距離にバチカン市国があり、古くからバチカン市国と深いつながりがありました。それを証明するのが、サンタンジェロ城とバチカン市国をつなぐ秘密の通路である「Passetto di Borgo」です。
この通路はサンタンジェロ城から西のバチカン市国にまっすぐ作られた秘密の通路です。この通路は13世紀に作られたものですが、現在でもキリスト教の最高位聖職者としてあがめられている教皇は、当時はローマにおいて絶大な権利と権力を持っていました。
そして「教皇は太陽、皇帝は月」とも称されたその偉大な権力は腐敗し、多くの敵を作るようになりました。そして悪名高い教皇アレクサンドル6世やクレメンス6世は危機が訪れるとこの秘密の通路でサンタンジェロ城に逃げ込み、命を救われたといいます。
通路に入ることはできませんが、サンタンジェロ城の出入り口から、「Bastione San Marco(サン・マルコ堡塁)」まで行くと秘密の通路の一部を見る事ができます。事前予約が必要な特別ツアーなどの開催の際には中を見学できる場合もあるので、インターネットなどで調べてみましょう。
ローマ「サンタンジェロ城」の夜景
ローマには夜景が素晴らしい「夜景スポット」がいくつかありますが、このサンタンジェロ城も夜景スポットとして大変人気がある場所です。昼間も厳かな雰囲気のあるサンタンジェロ城ですが、サンタンジェロ城とそれに続くサンタンジェロ橋がライトアップされた夜景は大変ロマンチックです。
オレンジ色にライトアップされたサンタンジェロ城の夜景も美しいのですが、テヴェレ川にかかる橋のライトアップもまたとても魅力的な夜景です。城の中に入らなくても外からこの夜景を見るだけでも是非立ち寄りたい場所です。
さらに、サンタンジェロ城の営業時間は午後7時半までです。季節によっては、日が落ちかけた時間にこのサンタンジェロ城に上り、周囲の夜景(夕景)を一望することもできます。ローマの夜景はとても美しく、ため息が出るほどの美しさです。サンタンジェロ城は夜景マニアはもちろん、恋人たちにもおすすめの夜景スポットです。
ローマ「サンタンジェロ城」の所要時間
ローマには多くの世界遺産があり、いずれも規模が大きく、1か所ずつの観光にとても時間がかかります。サンタンジェロ城の場合は、そんなに広大な敷地があるというわけではありません。人気のスポットや屋上からの絶景などをさっと見学する程度なら1時間ほどで回ることができるでしょう。
しかしながら、サンタンジェロ城の城の細部を観察し、歴史的な背景などを思い浮かべて想像を膨らませたり、屋上からの景色をゆっくりと楽しんだり、博物館の展示物をゆっくりと見て回ると2時間程度はかかるでしょう。
また混んでいる場合もありますので、観光スケジュールを立てる場合は行列する時間も考慮に入れましょう。
ローマ「サンタンジェロ城」のチケット予約
サンタンジェロ城はローマでも人気の観光スポットです。また、建物自体も多くの観光客に入場制限を行いながら対応していますので、待ち時間がある場合があります。そのため、現場にチケット売り場もありますが、時間節約のためには、あらかじめスケジュールが決まっていれば、インターネットで事前にチケット予約をするのがおすすめです。
事前にチケットを予約する場合は、訪問する日と時間をを選択して予約します。予約したチケットは購入後48時間以内にメールで送られていきます。送られてきた予約チケットには入場方法や注意点などが書かれていますので、しっかり目を通しましょう。
事前予約チケットを持っていれば、当日は予約済みの列から入場することができますが、チケットに記載されている予約時間の15分前には入り口に到着しているようにしましょう。チケットい記載された予約した日にちや予約した時間は、原則変更することができません。
ローマ「サンタンジェロ城」の入場料
サンタンジェロ城の入場料に関してですが、サンタンジェロ城の入場料は、ローマの他の観光スポットの入場料より少しお高めの設定で、基本的にはチケット1枚14ユーロ程します。そして展示品などによってその入場料は変化し、ネットでチケットを予約した場合は、入場料にさらにチケット予約手数料がかかりますのでご注意ください。
この少しお高めの入場料には、サンタンジェロ城への入場料と国立博物館の入場料が含まれています。ただし18歳未満の入場料は無料です。毎月第1日曜日も入場料は無料になります。またEU諸国にお住まいで18歳から25歳の方も入場料に割引が適用されます。
ローマ「サンタンジェロ城」の営業時間
サンタンジェロ城の営業時間は毎朝午前9時から午後7時半までです。とても分かりやすい営業時間のように思いますが、ヨーロッパにはサマータイムがあります。ヨーロッパの人は毎年3月の第2日曜日の午前2時になると時計を1時間早め、11月の第1日曜日の午前2時になると時計を1時間遅らせます。
1時間ほどの違いなので大した違いではないのですが、観光客にとっては非常に重要なことで、飛行機の時間、現地で予約したコンサートやイベントなどの開始時間が1時間ずれることになるので、時間調整の時期をまたぐ観光の際にはご注意ください。
スマートフォンなどは自動的に現地で時間調整をしてくれるのですが、手元の時計がずれているという場合が良くあります。日時を指定してチケット予約をしている場合は注意しましょう。サンタンジェロ城は1月1日、5月1日、12月25日はお休みです。
ローマ「サンタンジェロ城」と『ローマの休日』
ローマを初めて旅するのであれば、旅行の前にはぜひ「ローマの休日」を見ましょう。少し古い映画になりますが、オードリー・ヘップバーン主演の名作です。この映画では、ローマが撮影の舞台にになっていますので、ローマ観光がより楽しくなります。
サンタンジェロ城もそんなローマの休日の中で撮影場所として使われています。サンタンジェロ城の前のテヴェレ川で行われる船上ダンスパーティーでのアクシデントにより物語は展開を見せて行きます。
ローマ「サンタンジェロ城」に観光に行こう
いかがでしたでしょうか。ローマにはとにかく見どころがたくさんあるのですが、大変歴史のある建物が多く、その建物が作られたときから現在に至るまで、目的や外観が少しずつ変化している歴史なども考えながら建物を見ていると、より深い感動を得られるでしょう。ぜひこのサンタンジェロ城にも行ってみましょう。
スポンサーリンク