イタリアのトスカーナ地方は、フィレンツェを中心とした州です。世界遺産になっている場所も多く、世界中の観光客に人気のあるエリアです。今回はトスカーナ地方のおすすめ観光スポット11か所と共に、現地に行ったら食べたいおすすめグルメもご紹介します。
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目次
- イタリアのトスカ―ナ地方をご紹介
- イタリアのトスカーナ州とは
- イタリア・トスカーナ地方の見どころ①【フィレンツェ】
- イタリア・トスカーナ地方の見どころ②【シエナ】
- イタリア・トスカーナ地方の見どころ③【ピサ】
- イタリア・トスカーナ地方の見どころ④【サンジミニャーノ】
- イタリア・トスカーナ地方の見どころ⑤【その他の町】
- イタリア・トスカーナではグルメにも注目!
- イタリアのトスカーナ地方を堪能しよう
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イタリアのトスカ―ナ地方をご紹介

イタリアのトスカーナ州はルネサンス期の芸術や美しい自然が見られる地域として、日本からもたくさんの観光客が訪れます。
今回はトスカーナ地方のおすすめ観光スポット11か所を、主な都市ごとにご紹介します。イタリア旅行を計画する際の参考にしていただければ幸いです。
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イタリアのトスカーナ州とは
トスカーナはイタリア中部にあるティレニア海に面した州で、ローマからは北北西へ約230キロの距離にあります。トスカーナ州の州都はフィレンツェで、フィレンツェ県を含め10の県に区分されます。
フィレンツェは言わずと知れたルネサンス芸術の中心都市ですし、トスカーナ地方には他にも芸術的な都市が少なからずあります。ですが、トスカーナの魅力はそれだけにとどまりません。糸杉と美しい丘陵地帯の美しい大自然が観光客を魅了して止みません。
トスカーナ州の主な産業は農業で、ワイン、オリーブ、小麦などが有名です。特にキャンティに代表されるワインは世界屈指のクオリティを持ち、ワイン愛好家を惹きつけています。
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イタリア・トスカーナ地方の見どころ①【フィレンツェ】
この項では、イタリア・トスカーナ州の州都であるフィレンツェで人気の観光スポット5か所についてご紹介します。日本ではイタリア語の発音に近い「フィレンツェ」と呼ばれていますが、英語では「フローレンス」となり、そのように呼ぶ人も少なくありません。
フィレンツェは中世に毛織物業と金融業で栄え、フィレンツェ共和国としてトスカーナ地方の大部分を統治していました。メディチ家が力をもつと多くの芸術家を保護したため、フィレンツェはルネサンスの中心都市となります。
フィレンツェの中心部は「フィレンツェ歴史地区」として世界遺産になっています。また、「欧州文化首都」にも選ばれています。
ドゥオーモ
フィレンツェのおすすめ観光スポットのトップバッターは「ドゥオーモ」です。「ドゥオーモ(Duomo)」とはイタリア語で、その町を代表する教会堂を指し、カテドラルと同じような意味と捉えられます。フィレンツェのドゥオーモの正式名称は「サンタ・マリア・デル・フィオーレ大聖堂」ですが、ドゥオーモという呼び名の方が一般的です。
フィレンツェのドゥオーモは白い大理石をベースにピンク、緑など色の付いた大理石で装飾されている、ゴシック様式の建築です。13世紀末から140年以上の歳月をかけて建設されました。
八角形の大ドームは高さ107メートル、内径が43メートルという巨大なもので、フィレンツェの町のシンボルになっています。
フィレンツェのドゥオーモを観光する際には、他の施設との共通券になっているチケットが必要です。また、大人気の観光スポットであるため、入場の時間をあらかじめ指定しなくてはなりません。
フィレンツェのドゥオーモの階段を上っていけば、途中、ドームの天井画である『最後の審判』の絵を間近に見ることができます。ドーム最上部からは、数百年変わっていないであろうフィレンツェ市街の景色を見晴らすことができます。
狭い階段の上り下りはなかなか大変ですが、感動すること間違いなしの観光になるはずです。
ヴェッキオ橋
フィレンツェのおすすめ観光スポットの2番目は「ヴェッキオ橋」です。「古い橋」という意味の通り、フィレンツェで1番歴史のある橋です。市内で第2次世界対戦中にも破壊を免れた唯一の橋として「奇跡の橋」とも言われています。
「ヴェッキオ橋」が観光客に人気の理由の1つに、橋の上に黄色やピンクといったカラフルなアパートが建っているというユニークな景観があります。また、橋の両脇には金細工を扱うショップが並んでいるのも観光客には魅力的です。
ミケランジェロ広場
フィレンツェのおすすめ観光スポットの3番目は「ミケランジェロ広場」です。この広場はヴェッキオ橋の東に位置する小高い丘の上にあります。レンガ色のフィレンツェ町並みを一望できる絶景スポットとして人気で、特に夜景がロマンチックで地元ではデートスポットになっています。
「ミケランジェロ広場」にはミケランジェロの記念碑や有名なダヴィデ像のレプリカが置かれています。天気の良い日は、フィレンツェの町の向こうにあるもう1つの町も見晴らすことができます。
「ミケランジェロ広場」はフィレンツェの中心部からは4キロほど離れていること、徒歩で上るには麓から30分ほどかかることを念頭に、きつそうならバスやタクシーなど徒歩以外のアクセス方法を考えておくと良いでしょう。
ウフィツィ美術館
フィレンツェのおすすめ観光スポットの4番目は「ウフィツィ美術館」です。レオナルドダヴィンチ、ミケランジェロ、ラファエロなどイタリアルネサンスを代表する芸術家の作品が45の部屋に展示されている、フィレンツェ観光に欠かせないスポットです。
展示室以外にも廊下に彫刻や天井画があるなど、1日あっても見きれないような広大な美術館です。
時間がない場合でもボッティチェッリの「ヴィーナスの誕生」、レオナルド・ダ・ヴィンチとアンドレア・デル・ヴェロッキオが描いた「受胎告知」、ジョットの「マエスタ(荘厳の聖母)」などの重要作品はお見逃しなく。
ジョットの鐘楼
フィレンツェのおすすめ観光スポットの5番目は「ジョットの鐘楼」です。この鐘楼はドゥオーモの隣に建っていて、高さ85メートル、槍の穂先のような窓が特徴です。カラフルな大理石で飾られた美しい塔はフィレンツェの町並みによく似合っています。
ジョットとはこの鐘楼の建設を指揮した初代の工匠頭の名前です。「ジョットの鐘楼」には414段の階段があり、上からの景色は壮観です。高さとしてはドゥオーモのドームにはかないませんが、周囲の建物が1つ1つくっきり見えるちょうど良い高さになります。
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イタリア・トスカーナ地方の見どころ②【シエナ】
この項では、イタリア・トスカーナ州の中部にある都市シエナ(シエーナと表記されることもあり)の人気観光スポット2か所をご紹介します。シエナは中世には金融業で栄えた町です。ルネサンス期には、フィレンツェと同様に芸術の中心都市でした。
シエナの町は広場を中心に、3つの通りが放射状にのびた構造をしています。現在でも中世の趣を保っている旧市街は「シエナ歴史地区」として世界遺産になっています。
カンポ広場
シエナの人気観光スポットの1番目は、町の中心である「カンポ広場」です。イタリアで最も美しいともいわれる広場で、全体としては扇形をしています。
この広場に面して市庁舎やシエナで最も高いマンジャの塔が建っていて、塔からは貝殻のような形状をしたカンポ広場の全体像が見られます。また、広場周辺にはレストランやカフェも多く、観光スポットであると同時に市民にも人気の憩いの場にもなっています。
カンポ広場は「パリオ」という競馬の競技が行われることでも知られています。地区別対抗の形をとっているため、町をあげて盛り上がります。また、「パリオ」開催の日は世界中から観光客が訪れます。
シエナ大聖堂
シエナの人気観光スポットの2番目は「シエナ大聖堂」です。天井、壁は言うに及ばず、柱や床などいたる所を彫刻やモザイクで装飾した豪華絢爛ながら調和を保っている、見応えのある聖堂です。様式としてはゴシック様式とロマネスク様式の両方が用いられているので、それぞれの特徴を見つけるのも視点の1つです。
「シエナ大聖堂」では芸術的な見どころがたくさんありますが、特に白と暗緑色のストライプの柱、緻密な床のモザイク、天井近くにずらりと並ぶ歴代教皇の胸像などが目を引きます。また、鮮やかなフレスコ画が圧巻の「ピッコロミニ図書館」も必見です。
「シエナ大聖堂」も他の多くの宗教的建造物と同様、露出の高い衣装で入場することが禁じられています。用意のない人は体を覆う不織布をもらえますが、他所も観光することを考えると、暑い時期でも羽織れるものを持参するのがおすすめです。
イタリア・トスカーナ地方の見どころ③【ピサ】
この項では斜塔で有名なイタリア・トスカーナ地方のピサをご紹介します。ピサの町は現在は地形が変わってしまいましたが、かつては海に面していて、11世紀から13世紀にかけて海洋貿易によって発展した都市です。
ピサの町はまた、イタリア最古の大学がある場所としても知られ、ガリレオもこの町の大学で研究していました。町を歩けば中世の趣を残すところや、ルネサンス期の巨匠であるヴァザーリが設計した建築が並ぶ広場など、魅力的なエリアがたくさんあります。
ドゥオーモ広場
ピサの人気観光スポットは何といってもピサの斜塔のある「ドゥオーモ広場」です。別名の「カンポ・ディ・ミラコリ広場」とは「奇跡の広場」という意味です。
ピサの「ドゥオーモ広場」には斜塔をはじめ、大聖堂ドゥオーモ、洗礼堂、墓地の4つの中世の建物が建っています。それぞれに形の違う4つの建築が見事に調和している様が奇跡というわけです。
有名な「ピサの斜塔」は大聖堂ドゥオーモの鐘楼です。高さは56メートル、1372 年に完成した時にはすでに傾いていました。その後どんどん傾斜が強くなっていきましたが、専門家による手立てが取られ、現在では安定しています。
天井が高く音響効果の良い「洗礼堂」では1時間に2回、ガイドが歌のデモンストレーションをしてくれます。大迫力の「玉座のキリスト」のフレスコ画がある大聖堂、美しい長方形の中庭がある墓地も必見で、「ドゥオーモ広場」はゆっくりと時間を取るのがおすすめのスポットです。
イタリア・トスカーナ地方の見どころ④【サンジミニャーノ】
この項では、イタリア・トスカーナ地方のサンジミニャーノの観光スポットをご紹介します。サンジミニャーの町ではかつて富と力のある者ほど高い塔を建てるという習わしがあり、一時は70を超える塔がそびえていました。
現在残っている塔は14だけですが、それでもその景観はサンジミニャーノの町を特徴づけていて、「中世のマンハッタン」という人もいるほどです。サンジミニャーノに残る塔のうち1番高いものは54メートルで、美術館との共通券を使って上まで上ることができます。
映画の舞台にもなった美しい町サンジミニャーノはフィレンツェから1日観光で訪れることができます。レストランも多く、ハムやチーズなどの地元グルメを楽しむのもおすすめです。
ソラティオ・ワイナリー
「ソラティオ・ワイナリー」はサンジミニャーノの郊外にあるワイナリーです。良質なワインを生産するトスカーナ地方には、観光客が訪問することのできるたくさんのワイナリーがありますが、「ソラティオ・ワイナリー」は中でも人気のスポットです。
「ソラティオ・ワイナリー」では、見学の後にブドウ畑の中を見下ろすテラスで、量より質を重視して生産されているワインの試飲と、ワインに合う軽食で素敵なひと時を過ごせます。特に夕暮れ時の景色が素晴らしいのですが、観光客の記憶に最も残るのはアテンドしてくれるワイナリーの人々の人柄です。
「ソラティオ・ワイナリー」では、ワインと共にオリーブオイルも生産しており、両方の生産プロセスを知り、両方のテイスティングができるので、お得感もグッとアップします。
イタリア・トスカーナ地方の見どころ⑤【その他の町】
イタリア・トスカーナ地方には、小さいながらもおすすめの町や観光スポットがまだいくつもあります。
ここではモンテリッジョーニの町と、オルチャ渓谷をピックアップしました。オルチャ渓谷は範囲が広いので、主な都市をご紹介しています。
モンテリッジョーニ
「モンテリッジョーニ」はシエナの町から20キロほどのところに位置しています。13世紀、シエナとフィレンツェの力が拮抗していた時代につくられた城塞都市で、町を取り囲む城壁が特徴です。
「モンテリッジョーニ」の城壁は厚さ2メートル、長さは約570メートルで保存状態が良く、観光客が歩くことができる部分があります。城壁の上からは、遠くまで続くパノラマビューが見られます。
オルチャ渓谷
なだらかに続く緑豊かな丘とそこに広がるブドウ畑、絵のような糸杉…トスカーナ地方の「オルチャ渓谷」は2004年に世界文化遺産にも登録された美しい渓谷です。
広い「オルチャ渓谷」には、ブドウ畑に囲まれたモンタルチーノ、トスカーナのイメージ写真によく使われる糸杉の風景が見られるサン・クイーリコ・ドルチャ、要塞の町ラディコーファニなど、いくつもの町や村があります。それらを拠点に渓谷めぐりをするのがおすすめです。
イタリア・トスカーナではグルメにも注目!
南北に細長いイタリアでは、地方ごとに名物料理や郷土料理があります。トスカーナ地方の料理は、山の幸をベースにするものが多く、食材としては肉や乳製品、オリーブオイルなどが多くなっています。味付けは塩、コショウ、そしてオリーブオイルが主で比較的シンプルです。
観光でのおすすめグルメは、うどんのように太いパスタのピチ、素材の良さがストレートに味わえるTボーンステーキ、トーストした薄いパンに味を付けたレバーペーストを塗ったクロスティーニなどが挙げられます。生ハムやサラミも特産品として人気です。
アルコール類ならもちろん、トスカーナ地方で生産されるワインです。白ならヴェルナッチャ、赤なサンジョベーゼという品種のものがこの地方の代表です。DOCGとラベルにあれば、イタリア政府が認める最高品質のワインということになります。
イタリアのトスカーナ地方を堪能しよう
以上、フィレンツェを中心とするイタリアのトスカーナ地方のおすすめ観光スポット11か所と、人気のグルメをご紹介しました。
記事を読んで旅行計画の参考にしたり、行く予定のない人でもトスカーナ地方に興味を持ってもらえれば嬉しいです。
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