世界中からセレブが集まる高級リゾート「サルデーニャ」。青い海と美しい自然に囲まれたこの島は、かつてスペインに支配されていた歴史があります。イタリア本土とは違った独自の文化が育まれたサルデーニャ。今回は、島の伝統料理やワインなどの特産品もご紹介致します!
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目次
- イタリア屈指の観光リゾート「サルデーニャ島」への誘い
- イタリアは治安の悪い国ってほんと?
- イタリアのサルデーニャ島ってどんなところ?
- サルデーニャ島の治安は大丈夫?
- イタリアの観光リゾートサルディーニャ島への行き方
- 豊富な海と山の幸を生かすサルデーニャ料理
- お土産にも買いたいサルデーニャ・ワイン
- サルデーニャ島の観光スポット1:ヌゲーラ・スゥ・ヌラクシ
- サルデーニャ島の観光スポット2:カリアリ
- サルデーニャ島の観光スポット3:アルゲーロ
- サルデーニャ島の観光スポット4:カタロニアの城壁
- サルデーニャ島の観光スポット5:カテドラーレ
- サルデーニャ島の観光スポット6:ネプチューンの洞窟
- サルデーニャ島のリゾートホテル
- 太陽のリゾート「サルデーニャ島」で素敵な休日を!
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イタリア屈指の観光リゾート「サルデーニャ島」への誘い
イタリアの秘境「サルデーニャ島」は、シチリアに次ぐ地中海第2の大きさを誇る島です。白く輝く砂浜に、暖かいエメラルドグリーンが美しいリゾートは、6月にはビーチで泳ぐ観光客で賑わいます。
独特の職ウンカのあるサルデーニャ島は、ワインの産地としても有名で、伝統料理マッロレッドウスはスペインの影響を受けたオリジナルパスタです。
今回は、イタリア屈指の観光リゾート「サルデーニャ島」への行き方や治安などの基本情報に加え、世界遺産や景勝地など、見逃せない観光スポットをご紹介致します。
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イタリアは治安の悪い国ってほんと?

サルデーニャ島についてご紹介する前に、アクセスの際経由するイタリアの治安についてご紹介したいと思います。
美しい海岸線やルネッサンスがもたらした数え切れないほどの芸術品と建築物など、人々を魅了して止まない国イタリア。ローマ、ミラノ、フィレンツェ、ベネツィアの4都市は、特に有名な観光スポットとして知られています。
観光客が多い国として知られるイタリアは、実はあまり治安がよい国ではありません。有名な観光スポットでは、スリや置き引きが横行し、財布や貴重品を抜き取られる被害が後を絶ちません。
イタリアの大都市を回る時には、とにかく治安に注意が必要です。観光客をターゲットにした詐欺も横行しており、例えば、ジェラートを買おうとしたら、外国人だけ高い料金をぼったくられたり、バーで親しげに話しかけてきた男性に次々料理や食事を注文されて、法外な請求をされるといったケースもあります。
地下鉄の駅や構内での治安の注意点は、荷物の置き引きやスリで、親切にスーツケースを運んでくれたと思ったら、気づかないうちに財布を抜き取られていたというケースもあります。
サッカーの盛んなイタリアでは、試合当日はフーリガンなどが酔っ払って街に繰り出すこともあります。かなり治安が悪くなりますので、不用意に出歩かないように注意してください。
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イタリアのサルデーニャ島ってどんなところ?

地中海に浮かぶサルゲーニャ島の歴史は古く、島に伝わる伝説によると、地球がまだその形も作られていない泥沼だったころ、神がこの泥の中に足を踏み入れて、その足跡を残したのがこのサルデーニャの起こりと言われています。
紀元前この島を訪れたフェニキア人も、ギリシア人もこの島のことを足跡(サラデ)とかサンダル(サンダリオタ)と呼んだと記録されています。
島の中央に暮らすサッサリの人々は、本土のイタリア人とはまったく違った風貌で、伝統的な祭りの際には、美しい民族衣装をまとった人々が街を練り歩きます。異民族に支配されながらも、最後まで島全体を支配されなかった強い人々、それがサルデーニャ人の祖先です。
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サルデーニャ島の治安は大丈夫?
サルデーニャの主な観光エリアは、南部の玄関口「カリアリ」と北部の「アルゲーロ」に集中しています。イタリアの治安が悪いということは、先にご紹介しましたが、それと比較すると、サルゲーニャの治安はイタリアでもっともよいと言われるほど安定しているようです。
世界中のセレブが集まるリゾート地として知られるサルゲーニャ島では、夏のバカンスシーズンは、島のほとんどが外国人観光客で埋め尽くされます。
土着の民族は、イタリア本土とはまた一風違った文化を持っているということもあり、そのおかげでサルデーニャ島は治安がよいと言われているようです。
島の内陸には、サルデーニャの先史時代に作られた世界遺産「バルミにのヌゥ・ヌクラシ」があります。観光地へ行く際は、バスなどを利用しますが、混雑した乗り物に乗る際には、所持品の管理をしっかり行うように注意してください。
イタリア本土よりは治安がよいという噂ですが、ここは外国です。日本に比べたら、やはり治安がよくないですので、夜は遅くまで出歩かないようにしたり、日中でも人が少ない通りを一人で歩かないなど、トラブルに巻き込まれないように注意しましょう。
サルデーニャ島は、ワインも有名な島ですが、慣れない土地でたくさんワインを飲むと、いつもより酔っ払いやすくなります。酔っ払いは、スリや追い剥ぎにとって、絶好のカモですので、飲みすぎにも十分注意しましょう。以上、サルデーニャ島の治安情報でした!
イタリアの観光リゾートサルディーニャ島への行き方
イタリアのリゾートサルゲーニャ島への行き方は、南部カリアリに行くには、船便なら、イタリア本土のパレルモ、ナポリなどから船が運航しています。ナポリからは、船で13時間30分から16時間ほどかかります。
オルビアから南下する場合は、fs線Rを利用して、3時間30分から4時間ほどかかります。ジェノヴァから船の到着するポルト・トッレスからは、Rで3時間30分から4時間ほどかかります。
イタリアの首都ローマから、サルデーニャ島のカリアリまで飛行機で行く場合は、アリタリア航空やライアンエアなどの利用が便利です。所要時間は1時間10分ほどで、料金は、LCCのライアンエアなら6000円前後からフライトチケットの購入が可能です。
サルデーニャ空港から、ダウンタウンへはfs線を利用します。カリアリ駅までの所要時間は、6分から10分ほどで、他にも、オルビアやサッサリ行きの便などが運航しています。カリアリ駅行きは30分に1便程度運航しています。
島内の観光にはバスを利用するのがおすすめです。バスの切符は1枚1.2ユーロで、90分間有効です。2時間チケットは2ユーロ、この他1日券が3ユーロとなっています。
豊富な海と山の幸を生かすサルデーニャ料理
イタリア本土とは違った独自の文化を持つリゾートアイランド「サルデーニャ島」。ここからは、独自の料理法を持つ、サルデーニャ州の料理について見ていきましょう。
サルデーニャ島は、世界遺産ヌゲーラが点在する山の中腹では、牛や羊などを放牧しています。スペインの支配下に置かれていたこの島の料理は、スペイン料理の影響を受けており、方言もスペイン語に似ています。
伝統料理の一つは、薄い丸形の無発酵パンCarta di Musicaで、薄くて香ばしいCarasauと合わせて、島の食卓には欠かせないアイテムです。
パスタの原料となるセモリナ粉を小さく丸めて作るMalloreddusは、スペインのオリジナルパスタで、ミートソースやトマトと和えた素朴な料理です。
この他のサルデーニャ料理としては、特産品の羊のチーズPecorinoや、子牛の内臓を1mもある長い串に巻きつけて焼いたCordulaなどがあります。
島のレストランでもよく見かけるAgnello con finocchiettiは、子羊をトマトとウイキョウで煮込んだでんとうりょうり。サルデーニャは海の幸も豊富で、伊勢海老のグリルや日本のカラスミに似たBottargaなど、おいしいものがたくさんあります。
お土産にも買いたいサルデーニャ・ワイン
サルデーニャは、ワインの産地としても有名で、第法的な銘柄には、琥珀色のロゼワインCannonau di Sargegna Rosatoと、Nasco di Cagliariがあります。
Cannonau di Sargegna Rosatoのは、辛口の赤またはロゼワインで、カンノナウ種のぶどうから造られるサルデーニャを代表する赤ワインです。力強いテイストが特徴で、くせの強いペッコリーノチーズとの相性も抜群です。
Nasco di Cagliariは、サルデーニャの白ワインで、甘口と辛口の両方があります。軽い苦味があり、アルコール度数が高いのが特徴で、30年もの熟成に耐えられる重厚なワインとしてセレブにも人気があります。
人気銘柄Vermentino di Sarudegnaは、魚料理との相性も抜群です。薄切りにしたBottaruga(カラスミ)には、Vermaccia di Oristano Superioreがよいでしょう。
サルデーニャ料理を代表するスイーツと言えばパイ生地にチーズをつめて揚げ、はちみつをかけたSebadasがありますが、これには甘口ワインmoscato di Sardegnaがよく合います。
サルデーニャ島の観光スポット1:ヌゲーラ・スゥ・ヌラクシ
ここからは、サルデーニャ島の慣行スポットをご紹介していきます。トップバッターは、世界遺産「ヌラーゲ・ヌゥ・ヌラクシ」。先住サルデーニャ民族の巨石文化として島に残された「ヌラーゲ」は、島内に7000もの数が残されていると言われています。
一番古いものは、紀元前15世紀ごろのものといわれており、紀元前6世紀ごろまで建築が続けられたと言われています。いくつかの住居跡の中には、古代人が生活につかっていた竈の跡などものこされています。
サルデーニャ島の観光スポット2:カリアリ
イタリアの高級リゾート・サルゲーニャで、南部観光の中心都市となるのが「カリアリ」です。高台にあるカステッロ地区と、下町チッタ・バッサはまるで舞台風景のような美しい街です。
観光の見どころとなっているのは、ロマネスク様式のドゥーモうや、サン・パンクラーツィオの塔など、建築物が中心です。国立考古学博物館もありますので、ヌラーゲの模型を見たり、古代ローマのガラスなど歴史を感じさせる出土品を見学することが可能です。
付近には、ローマ時代の円形闘技場も残されており、岩場をえぐるように作られた巨大な施設は、サルデーニャ最大の見どころとなっています。
サルデーニャ島の観光スポット3:アルゲーロ
サルゲーニャ島北部の観光ノ拠点となるアルゲーロは、サルデーニャの西海岸の湾に突き出た小さな港町。カタロニア時代に植民地として発達し、今も城壁が周囲を取り囲んでいます。
スペインのカタラン語我使われる町で、14世紀にスペインに占拠されて以来、小さなバルセロナと呼ばれています。細い路地や教会のある街並みは、異国情緒ゆたかで、スペインのカタロニアの影響を強く感じる町です。
食卓に上る料理もスペイン風で、パエリアなどが日常的に食されています。マリンリゾートとしても人気があり、バカンスには多くの観光客で賑わいます。
サルデーニャ島の観光スポット4:カタロニアの城壁
サルデーニャ北部のアルゲーロの見どころの一つとなっているのが、このカタロニアの城壁です。旧市街の海岸線を取り囲んでおり、洋書には見張りの塔が残されています。
マッダレーナ要塞の西には、旧市街に入るためのマーレ(海)の門が設けられており、港を守るためのいくつもの塔が建てられています。1364年に建設されたスペローネの塔が有名です。
サルデーニャ島の観光スポット5:カテドラーレ
同じくサルデーニャ島北部アルゲーロ観光の見どころとなっているのが、カテドラーレ。カタラン時代後期に建築されたゴシック建築の荘厳な教会です。
サン・フランチェスコ教会は、14世紀に創建された建物で、その後、ルネッサンス様式に改装された歴史があります。一部のみゴシック建築が残されているのが特徴です。
サルデーニャ島の観光スポット6:ネプチューンの洞窟
ネプチューンの洞窟は、アルゲーロから約50分ほどバスで移動し、そこから船で2時間半ほどの距離にある洞窟です。鍾乳洞でできた洞窟の中では、夏には音楽会も開催され、観光の見どころとなっています。
海の侵食でできた天然の洞窟は、他にも「緑の洞窟」(Grotta Verde)がありますが、こちらは、現在見学できなくなっています。バスの運賃は2.50ユーロ、船の運賃は、15ユーロ、ガイドは英語、イタリア語、フランス語となります。
サルデーニャ島のリゾートホテル
最後に、サルゲーニャ島で止まりたいリゾートホテルを観光スポットごとにご紹介してみましょう。まず、観光の拠点となるカリアリのベストホテルと言えば、4スターの「レジーナ・マルゲリータ」。町一番の高級ホテルで、駅からのアクセスにも便利です。
展望台の近くにあるホテルで、フロントのスタッフは全員英語が話せます。サルゲーニャ北部の都市アルゲーロ周辺のおすすめホテルは、海沿いの5スターリゾート「カルロ・クイント」。
町から徒歩10分ほどの距離にあり、海も一望できる絶景のホテルです。庭園とプールも完備されていて、ゆったりと滞在するのに最適です。レストランも併設されていますので、サルデーニャ料理を、お楽しみください!
太陽のリゾート「サルデーニャ島」で素敵な休日を!
真っ白な海岸線と美しいティレニア海を望む、イタリア屈指のリゾート「サルデーニャ島」をご紹介致しました。イタリア本土よりは、断然治安がよいと言われているサルゲーニャ島は、夏のバカンスシーズンには、世界中からセレブたちがやってくる夢の島です。美味しいサルデーニャワインや、先住民から残る伝統料理など、イタリア本土では味わえない一味変わったグルメも満載です。ぜひ、参考に「サルデーニャ島」へ訪問してみてください。
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