ベルリンのやや南に位置するポツダムにある「サンスーシ宮殿」は、ロココ建築の最高傑作と言われるドイツ屈指の世界遺産。ベルリンからは日帰りでも観光することが可能で、事前に予約できる現地ツアーも人気です。今回は、サンスーシ宮殿の行き方も含めてご紹介致します。
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目次
- ドイツの世界遺産「サンスーシ宮殿」をご紹介!
- ドイツのサンスーシ宮殿とは?
- ドイツのサンスーシ宮殿があるポツダムってどんな町?
- 世界遺産サンスーシ宮殿への行き方1:ベルリンからポツダム
- 世界遺産サンスーシ宮殿への行き方2:ポツダム駅から宮殿まで
- 世界遺産サンスーシ宮殿のチケットは予約できる?
- 世界遺産サンスーシ宮殿観光の所要時間はどれぐらい?
- サンスーシ宮殿と周辺観光スポット1:歴史的風車
- サンスーシ宮殿と周辺観光スポット2:オランジェリー宮殿
- サンスーシ宮殿と周辺観光スポット3:新宮殿
- サンスーシ宮殿と周辺観光スポット4:シャルロッテンホーフ宮殿
- サンスーシ宮殿と周辺観光スポット5:中国茶館
- サンスーシ宮殿と合わせて行きたいツェツィリンホーフ宮殿
- 2つの宮殿を回るなら観光ツアーがおすすめ
- ドイツの世界遺産サンスーシ宮殿で美しい建築物を満喫しよう!
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ドイツの世界遺産「サンスーシ宮殿」をご紹介!
プロイセン王フリードリヒ2世が、30年以上を過ごした夏の離宮「サンスーシ宮殿」は、ドイツ・ロココ建築の最高傑作と言われる優雅な世界遺産。クリーム色のかわいらしい色合いをした美しい宮殿は、広大なサンスーシ公園の中に建っています。
およそ3平方キロメートル、東西の長さ約2.35キロメートルにも及ぶこの世界遺産は、ヨーロッパでも有数の自然の景観と建築美に彩られています。
今回は、サンスーシ宮殿の観光チケットの予約方法や、ベルリンからポツダムまでの詳しい行き方。さらに、サンスーシ宮殿の周辺を彩る見逃せない建築物も含めて、その魅力を余すことなくお伝えします!
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ドイツのサンスーシ宮殿とは?

サンスーシとは、フランス語で「憂いのない」という意味で、サンスーシ宮殿は日本語では「無憂宮」と呼ばれています。プロイセンの王「フリードリヒ大王」が夏の居城として1745年から1747年に建築したロココ様式の華麗な宮殿です。
ドイツのポツダムにあるこの宮殿は、国王自らが設計に加わり、35歳から74歳で亡くなるまで、ほとんどの期間をこの宮殿で暮らしました。
階段状のぶどう園の上に建築された宮殿は、下から見上げるとさらに美しく、ぶどう棚を登った右側には、王と愛犬たちが眠るお墓があり、フリードリヒ2世が奨励したじゃがいもが備えられているそうです。
世界遺産サンスーシ宮殿の内部には、主に12の部屋があり、「大理石の間」「謁見の間」、そして中央に位置する「楕円の間」などを見学することができます。
ポツダムのロココと呼ばれる貝殻模様の室内装飾も見事で、訪れる観光客は、圧倒的な建築美に感動するそうです。
サンスーシ宮殿には、フランスの哲学者ヴォルテールも滞在したと言われており、フランスとのゆかりが深かったフリードリヒ2世の人柄が、ここから浮かび上がってきます。
現在は公園として整備されており、サンスーシ宮殿の広大な庭園には、中国茶館、シャルロッテンホーフ宮殿、オランジェリー宮殿など、いくつもの観光スポットが点在しています。
特に建築が好きな方におすすめのスポットとしては、サンスーシ宮殿からもっとも離れた奥に建築された新宮殿。バロック様式の第九電には200室以上の部屋が設けられており、貝殻細工が見事な洞窟の間など、見どころも満載です。
サンスーシ宮殿のチケットは、以前は事前予約はできず、観光客は何時間も列に並んで待つのが当たり前でした。現在はオンラインで予約することが可能となりましたので、後ほど予約方法を詳しくご紹介します。
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ドイツのサンスーシ宮殿があるポツダムってどんな町?

サンスーシ宮殿の置かれたドイツのポツダムとは、一体どんな町なのでしょうか?エルベ川の支流ハーフェル川といくつもの森や湖に囲まれたポツダムは、かつては東ドイツに属していたドイツの古都。
世界史の授業でもお馴染みの「ポツダム宣言」が採択された町です。ドイツ統一後は、ベルリンの隣町として発展し、多くの城館と庭園を有する世界遺産の町として人気を集めています。
広々としたポツダムの街には、世界遺産サンスーシ宮殿だけでなく、ニコライ教会やポツダム映画博物館など、建築以外の見どころも点在しています。
とにかく街が広く、郊外の観光スポットまで回るには、とても1日では時間が足りません。夏の観光シーズンにポツダムを訪れるなら、自転車で回るのがおすすめ。ポツダム宣言が採択されたツェツェリンホーフ宮殿なども合わせて観光するのがよいでしょう。
この他のポツダムの見どころとしては、18世紀に祖国を追われたオランダ人ユグノー(プロテスタント)たちが形成した「オランダ人街」が有名です。
事前予約できるベルリンからの日帰りツアーでは、サンスーシ宮殿、ツェツェリンホーフ宮殿、そしてオランダ人街を回るコースが人気です。
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世界遺産サンスーシ宮殿への行き方1:ベルリンからポツダム
世界遺産サンスーシ宮殿とポツダムの基本情報も押さえたところで、続いては、ポツダムへの行き方についてご紹介致します。ドイツの首都ベルリンからポツダムまで行く行き方は、電車がおすすめです。
ベルリン中央駅からポツダム中央駅までは、RE快速で約25分。サンスーシ宮殿とその他の見どころをすべて回るには、かなりの時間が必要ですので、朝できるだけ早い電車で行く行き方がおすすめです。
世界遺産サンスーシ宮殿への行き方2:ポツダム駅から宮殿まで
続いては、ポツダム中央駅からサンスーシ宮殿までの行き方です。ポツダム中央駅からは、695番のバスに乗車する行き方が一般的です。サンスーシ宮殿のバス停で降りると、階段温室の反対側にチケット売り場があります。
チケット売り場が開くのは、10:00からとなっています。事前予約しておけば、プリントアウトしたチケットを持っていくだけで入場することが可能ですが、いくつか注意点がありますので、詳細は後述のチケット予約の欄をご覧ください。
世界遺産サンスーシ宮殿のチケットは予約できる?
世界遺産サンスーシ宮殿のチケットは、以前は予約することができませんでした。そのため、10:00のチケット売り場前には、長い時には2時間から3時間ほど並ぶ長蛇の列ができていました。
現在は、オンラインのチケット予約サービスがあり、英語で予約手続きが可能です。予約方法は簡単で、公式サイトにアクセスし、希望する日時を選びます。予約したい日を入力すると、まだチケット予約できる時間帯と空席数が表示されます。
チケットはサンスーシ宮殿と庭園内のその他の建築物を回るタイプと、シャルロットバーグ宮殿と周辺の建築物を回るタイプの2種類があります。
オンライン予約のチケット料金は19ユーロで、同日中であれば、ツェツェリンホーフ宮殿にも同じチケットで入場することが可能です。
予約の際に一つ注意していただきたいのは、サンスーシ宮殿のみを観光するなら、現地のチケット売り場で販売されている12ユーロのチケットの方がお得ということです。
また、サンスーシ宮殿内で写真撮影したい場合は、別途3ユーロの撮影許可チケットが必要となり、こちらは、オンライン予約で購入することができません。そのため、写真撮影をしたい方は、どちらにしても現地のチケットカウンターに並ぶ必要があります。
世界遺産サンスーシ宮殿観光の所要時間はどれぐらい?
サンスーシ宮殿は、同じ庭園内に5つほど観光スポットが点在しており、すべてを観光するなら半日では時間が足りません。
また、サンスーシ宮殿とツェツェリンホーフ宮殿は場所が離れていて、バスでの移動をはさみますので、やはり半日でまわるのは不可能です。
おすすめは、事前にサンスーシ宮殿のチケットを予約しておき、1日かけて午前中は、サンスーシ宮殿を回り、午後からツェツェリンホーフを回るという行き方です。
オランダ人街まで観光したい場合は、現地ツアーを予約した方が、移動時間のロスも少なく効率的に観光できるのでおすすめです。
サンスーシ宮殿と周辺観光スポット1:歴史的風車
サンスーシ宮殿の庭園にある「歴史的風車」(Historische Muhle)は、1787年から91年にかけて建てられた歴史的建造物の一つ。1945年に火災で全焼してしまい、1993年に再建されました。
粉引き機なども展示されており、個別チケットを購入するなら大人1名2.50ユーロとなっています。
サンスーシ宮殿と周辺観光スポット2:オランジェリー宮殿
サンスーシ宮殿の観光スポット、続いては、庭園の北に位置する「オランジェリー宮殿」。1851年から64年に建設されたこちらの宮殿は、フリードリヒ4世によって建築されまました。
見どころとしては、ラファエロの絵画の複製が展示された「ラファエロの間」があります。西側の塔からは、庭園を一望することができ、見晴らし台からの景色を楽しむ人で賑わいます。
オランジェリー宮殿は、サンスーシ宮殿と合わせてガイドツアーで観光する行き方しかできませんので、ご注意ください。
サンスーシ宮殿と周辺観光スポット3:新宮殿
バロック様式の威厳ある建築スタイルが特徴の「新宮殿」は、1763年から69年に建設されました。重厚感のある建物の内部には、書斎や寝室の他「洞窟の間」など、見どころが満載です。
特に必見なのが、洞窟の間を装飾する美しい柱や壁です。クリスタルや宝石、貝殻や化石などを埋め込まれたロココ様式の建築物は、目を見張る美しさ。また、16世紀から19世紀に描かれた絵画など、貴重な美術品も展示されています。
新宮殿の観光は、11月から3月はガイドツアーのみ、それ以外のシーズンはガイドなしでも観光することができます。
サンスーシ宮殿と周辺観光スポット4:シャルロッテンホーフ宮殿
サンスーシ庭園の南に位置するシャルロッテンホーフ宮殿は、1826年から29年に建築されました。フリードリヒ4世とその妻が暮らしていた宮殿で、ストライプの天幕が個性的な寝室など、いくつかの部屋を見学することができます。
シャルロッテンホーフ宮殿への行き方は、ガイドツアーのみとなっており、オンライン予約でも、この宮殿をメインに回るチケットが販売されています。
シャルロッテンホーフ宮殿は、月曜と11月から4月が休館となっており、見学できるのは、夏の観光シーズンのみとなっていますので、ご注意ください。
サンスーシ宮殿と周辺観光スポット5:中国茶館
サンスーシ庭園の南東に位置する中国ちゃ感は、1754年から57年にかけて建設された建物。シノワズリ(中国スタイルの建築物)をイメージして建てられた円形の外観が特徴です。
黄金に輝くいくつものオブジェが宮殿を取り囲んでおり、建物の形もとてもユニークです。中国茶館の内部には、中国陶磁器など茶器や壷など、美術品が陳列されています。
会館時間は、サンスーシ宮殿や他の建築物と同じく10:00から18:00まで。月曜と11月から4月までの冬期は休館となり、見学することができませんので、ご注意ください。
サンスーシ宮殿と合わせて行きたいツェツィリンホーフ宮殿
見どころ満載のサンスーシ宮殿ですが、ポツダムには他にも見逃せない観光スポットがあるのをご存知でしょうか?プロイセン王国最後の宮殿として知られる「ツェツィリンホーフ宮殿」は、アメリカ、イギリス、ロシアの3ヶ国がポツダム会議を開催した歴史スポット。
1913年から19年にかけて、ドイツ最後の国王となったヴィルヘルム2世が、その王子と家族のために築城した宮殿です。
建築様式は、イギリスのチューダー様式を採用しており、館内には、木目が印象的な部屋や潜水艦を思わせるインテリアなど、趣向を凝らした装飾が施されています。
また、宮殿の外にある庭園も素晴らしく、湖のほとりに建つ、自然と融合した庭園も見事です。ポツダム会談の際に使用された部屋や執務室は、当時のまま保存されており、博物館として一般に公開されています。
スターリンやチャーチルが座ったという椅子などもそのまま残されています。ドイツの新しい歴史と運命が決められたこの場所は、ポツダムでぜひ訪れておきたい、もう一つの観光スポットです。
ツェツィリンホーフ宮殿への行き方は、サンスーシ宮殿から行く場合は、695番と692番のバスが並走するLuisenplatz-Nordでの乗り換えが便利です。皇太子の住居はガイドツアーのみで見学可能で、別途4ユーロがかかりますので、ご注意ください。
2つの宮殿を回るなら観光ツアーがおすすめ
ポツダム市内にあるこの他の観光スポットとしては、オランダ人街がありますが、サンスーシ宮殿もツェツィリンホーフ宮殿も、すべてロケーションが離れています。そのため、効率よく観光するなら、現地ツアーを利用する行き方がおすすめ。
現地ツアー予約サイト「Veltra」などにもツアーがありますので、旅行会社のオプショナルツアーと比較して安い方を予約しましょう。路線バスに比べて短時間で観光地を回ることにはなりますが、3ヶ所全部回るなら、現地ツアーの方が安心です。
個人旅行で行く場合には、ベルリンをできるだけ早く出発して、サンスーシ宮殿をメインに、行ければツェツィリンホーフ宮殿までまわるというゆったりめのプランがおすすめ。
ポツダム中央駅から、サンスーシ宮殿までは1km、サンスーシ宮殿からツェツィリンホーフ宮殿までは直線距離で2kmとかなり離れています。
路線バスは一旦市内の中心街まで出て乗り換えになりますので、渋滞で遅れる可能性もあります。時間がない方はタクシーを利用するのもおすすめです。
ドイツの世界遺産サンスーシ宮殿で美しい建築物を満喫しよう!
ドイツのベルリンから日帰りできる世界遺産「サンスーシ宮殿」と周辺の見どころをご紹介いたしました。ポツダムには、今回ご紹介した観光スポット以外にも、ブランデンブルク門やロシア人入植地区など、おもしろい観光の見どころがたくさんあります。
サンスーシ宮殿は、もちろん当日でもチケットの購入が可能ですが、夏の観光シーズンはとにかく混み合います。事前予約を済ませて時間を節約するのが賢い行き方と言えるでしょう。
プロイセン王がその生涯のほとんどを過ごした「憂いなき宮殿」で、華やかな建築物を巡る優雅な旅をお楽しみください。
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