トロントはオンタリオ州の州都でありながらカナダ最大の都市であり、日本人をはじめ世界各国からたくさんの観光客が集まります。今回はそんなトロントの空の玄関口であるトロント・ピアソン空港について、空港内の施設情報や、ダウンタウンまでのアクセス情報など紹介します。
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目次
- カナダ最大の空港「トロント・ピアソン空港」
- トロント・ピアソン空港の基本情報
- トロント・ピアソン空港ターミナル1について
- トロント・ピアソン空港ターミナル3について
- トロント・ピアソン空港内の移動方法
- トロント・ピアソン空港内のレストラン
- トロント・ピアソン空港内のファーストフード
- トロント・ピアソン空港で買えるお土産
- トロント・ピアソン空港の免税店
- トロント・ピアソン空港のジム
- トロント・ピアソン空港へのアクセス方法
- トロント・ピアソン空港のラウンジ
- トロント・ピアソン空港周辺のホテル
- トロントのおすすめ観光スポット
- トロント・ピアソン空港を楽しもう
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カナダ最大の空港「トロント・ピアソン空港」
トロント・ピアソン空港はカナダ最大の空港であり、年間456,000便以上もの便が運行していて、乗客の数は4400万人を超えます。トロントと全世界180都市を結び、日本からも成田空港と羽田空港から直行便が出ています。今回はそんなトロント・ピアソン空港の免税店や食事、またジムやラウンジの施設情報などについて紹介します。
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トロント・ピアソン空港の基本情報
トロントの玄関口とされるトロント・ピアソン空港ですが、もともと開港時には「マルトン空港」と呼ばれていました。その後1984年にトロント出身であるカナダの第14代首相「レスター・B・ピアソン」の名前にちなんで、「トロント・ピアソン国際空港」と名称を変更されました。
トロント・ピアソン空港はトロント市と隣の市であるミシサガ市の境に位置しています。トロントの中心部からは約27kmほど離れていて、ターミナル1と3のふたつのターミナルからなる空港です。空港内には、食事処やお土産店、免税店が充実しており、またフィットネスジムがあるという変わった特徴を持っています。
トロント・ピアソン空港ターミナル1について
ターミナル1には、エア・カナダをはじめ約20のエアラインが就航しています。日本からの直行便もターミナル1に到着します。ターミナル1内にはレストランやカフェ、ファーストフード店、また免税店やメープルシロップなどを販売しているお土産店などたくさんのお店がはいっているので、食事やお買い物をするのにおすすめです。
また、フィットネスジムや、トロントの有名観光地でもあるロイヤル・オンタリオ博物館(ROM)によるアート作品の展示もされています。特に目を引く展示は、恐竜の展示です。ターミナル1には薬局のみならず、空港内クリニックも設置されています。食事や買物、運動などターミナル1には飛行機の待ち時間が楽しくなる施設が充実しています。
トロント・ピアソン空港ターミナル3について
ターミナル3には、アメリカ航空、エールフランスなど約35のエアラインの就航があります。ターミナル1に比べると就航エアライン数が多いため、世界各国からの利用客で賑わいます。出発階にはお酒も楽しめるおしゃれなバーなどもあり、またレストランもあるので食事も楽しめます。また免税店やお土産店もターミナル1と同様に充実しています。
トロント・ピアソン空港内の移動方法
トロント・ピアソン空港のターミナル1とターミナル3はかなり離れています。そのため、ターミナル間を結ぶ「Terminal Link Train」を利用することをおすすめします。Terminal Link Trainは、終日運行されていて、時間帯にもよりますが、だいたい4分から8分ごとに出ているのでとても便利です。
トロント・ピアソン空港内のレストラン
トロント・ピアソン空港にはターミナル1とターミナル3のどちらにもたくさんのレストランやカフェ、ファーストフード店などがあり、食事処が充実しています。中には本格的なレストランや、カナダ発祥のレストランも複数件入っているため、飛行機の待ち時間に食事を楽しむのもおすすめです。
Boccone Trattoria by Massimo Capraはトロントでは人気のイタリア料理のレストランで、パスタやピザ、デザートなどどれも絶品です。本格的なイタリア料理のレストランではありますが、お店はカジュアルな雰囲気の店構えなので入りやすく、食事をするのにおすすめのお店です。
Caplansky’s Deliはベーグルやサンドウィッチがおいしいお店です。トロントではベーグルは日常的な食事として親しまれていて、トロントの街中にもたくさんのベーグルのお店があります。その中でもこのお店はトロントでも人気のベーグル屋さんなので、カナダ旅行の最初の食事、もしくは最後の食事にいかがでしょうか。
トロント・ピアソン空港内のファーストフード
トロント・ピアソン空港内にはSubway、A&W、Tim Hortons、Starbucks、Wendy’sなどのファーストフード店も充実しています。おすすめは、カナダを代表するTim Hortonsです。コーヒーだけでなく、甘いドーナッツやマフィン、ホットチョコレート、サンドウィッチなどが手軽な値段で楽しめます。
トロント・ピアソン空港のStarbucksには、カナダ限定デザインのタンブラーやマグカップが並んでいます。デザインはカナダバージョンとトロントバージョンの2種類で、旅の思い出やお土産にとても人気があります。お店の場所はターミナル1の2階ゲートF62付近にあります。
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トロント・ピアソン空港で買えるお土産
カナディアン・メープルシロップ
カナダの名産品でお土産に欠かせないのが、メープルシロップです。楓の幹に採取口を打ち付けて樹液を集め、それを煮詰めて作るので、とても時間と手間がかかる高級品です。よく見かけるメープルシロップは楓の葉の形のガラス容器に入っていて、見た目も可愛いので、お土産にはおすすめです。
カナディアン・メープルシロップは深い甘さが特徴でとても濃厚です。関連商品も多く販売されていて、これらもお土産にはおすすめです。中でもメープルクリームクッキーはお土産に人気の商品で、楓の葉の形をしたクッキーの間にメープル味のクリームが挟まれていて、柔らかいクッキーと優しい甘さのクリームが絶妙です。
アイスワイン
オンタリオ州のナイアガラ・オン・ザ・レイクはぶどうの名産地でワイナリーがたくさんあり、そこで生産されるアイスワインはカナダの名産のひとつです。アイスワインはぶどうを氷結させて作られるワインで、甘口のデザートワインと言われています。甘さが凝縮されていて、その美味しさからお土産に人気の商品です。
マック・コスメティックス
マック・コスメティックスは、トロント発祥のコスメブランドで、豊かなカラーバリデーションや質感が特徴です。ハイクオリティなメイク用品が人気で、おすすめはリップ・アイシャドウ・チークなどです。色味がきれいで使い勝手も良いため、日本人の女性にも人気があり、お土産として購入される人も多いです。
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トロント・ピアソン空港の免税店
トロント・ピアソン空港内には、ターミナル1とターミナル3の両方に複数件の免税店が入っています。幅広いブランドを取り扱っていて、BurberryやBvlgari、MAC、Coach、Michael Kors、GUCCIなど専門店の免税店も充実しています。出発口の外と中どちらにもあるため、旅の終わりに免税店に立ち寄ってみてはいかがでしょうか。
また免税店では、カナダの名産であるアイスワインやメープルシロップなども販売されています。アイスワインは希少価値が高いので、普通のワインに比べて値段が少し高めです。また純正のメープルシロップも安くはありません。そのため、アイスワインやメープルシロップなどのお土産の購入も免税店がおすすめです。
トロント・ピアソン空港のジム
トロント・ピアソン空港内には、他の空港にはあまり見られない、フィットネスジムが併設されています。ジムの名前は「Good Life FITNESS」で、カナダで人気のフィットネスジムです。場所はターミナル1にあり、ジムを利用する場合ディパスが15ドルで、タオルや靴も有料ですが、借りることができます。
ジムの営業時間は午前4時からです。ジムの中は広くて綺麗で、値段もお手頃なので、フライト前に一汗かきたいなどという人にはおすすめの施設です。ジムではタオルや靴も借りることができ、スーツケースから荷物を出すことなく手軽に利用できるため、利用してみてはいかがでしょうか。
トロント・ピアソン空港へのアクセス方法
トロント市内からピアソン空港へ公共交通機関を利用するアクセス方法は複数あります。ここでは、UP ExpressとTTCを利用した場合を紹介します。まず、UP Expressはトロントの中心部にあるユニオン駅とピアソン空港を25分で結ぶ高速鉄道です。料金は大人片道12ドルで、学生割引や家族割引などもありお得に利用できます。
UP Expressは、始発がユニオン駅発5時30分、空港発5時27分で、15分ごとに発着しています。 終電はユニオン駅発午前1時で、空港発午前0時57分です。 ユニオン駅にはエレベータやエスカレータもあり、また車内に荷物置き場などもあるため、大きな荷物を持っている旅行者が利用しやすくなっていておすすめです。
次に、TTCを利用してピアソン空港へアクセスする場合ですが、片道一律$3.25と安く移動することができます。 トロント市内からTTCを利用して空港へアクセスする場合ですが、地下鉄の複数の駅から空港を結ぶバスが運行しているため、地下鉄からバスに乗り換えて空港まで行きます。
まず「192 Airport Rocket」は地下鉄のキプリン(Kipling)駅と空港間を終日結んでいます。キプリン駅からは地下鉄の各駅へアクセスできるため、一番分かりやすいアクセス方法です。次に「52A Lowrence West」は、地下鉄のローレンス(Lawrence)駅、ローレンスウェスト(Lawrence West)駅と空港間を終日結んでいます。
また、深夜限定の路線もあり、「300A Bloor-Danforth」はDanforth street × Bloor streetから空港間を毎日午前2時から5時の間のみ運行しています。「332 Eglinton West」も深夜限定で、 イグリントンウェスト(Eglinton West)駅、イグリントン(Eglinton)駅と空港間を毎日午前1時半から5時の間のみ運行しています。
トロント・ピアソン空港のラウンジ
トロント・ピアソン空港には、プレミアムラウンジ(Plaza Premium Lounge)がターミナル1に3つ、ターミナル3に2つ設置されています。ラウンジ毎に営業時間や利用可能なクレジットカードやアルコール提供可能な時間帯が異なりますので、利用する場合は確認することをおすすめします。
5つのラウンジの場所は、ターミナル1は、国際線の出発口(E77ゲート横)と、国内線出発口3階(セキュリティチェック通過後の右側)、米国便出発口(F82ゲート近く)にあります。ターミナル3のラウンジの場所は、国際線出発口(C32ゲート近く)と国内線出発口(B22―24ゲートの間)です。
利用料金は、どこも一律で2時間$40、3時間$50、6時間$70となり、5つすべてのラウンジで、無料Wi-Fiや新聞雑誌のサービス、シャワーなどを利用することができます。また、アルコールを含む飲み物も提供されているため、飛行機を待つ時間をプレミアムラウンジでゆっくりと過ごしてみてはいかがでしょうか。
トロント・ピアソン空港周辺のホテル
トロント・ピアソン空港は、シェラトンホテルと直結していることでも有名です。ターミナル1とターミナル3の両方に直結しているため、とても便利で人気があります。特に、トロント発の早朝便に登場する場合などはシェラトンホテルに宿泊することをおすすめします。直結しているので当日の移動なしですぐにチェックインできるので便利です。
トロントのおすすめ観光スポット
CNタワー
トロントのランドマークでもある「CNタワー」は、地上450メートルと350メートルの展望台があり、トロント市内やオンタリオ湖が一望出来ます。展望台からオンタリオ湖を見ると、その湖の大きさがとても良く分かりおすすめです。タワー内には360レストランがあり、美しい景色と食事が楽しめます。
ハーバーフロント
ハーバーフロントはCNタワーやユニオン駅の近くにある、オンタリオ湖沿いの湾岸地区です。遊歩道やレストラン、カフェなどもあり、普段は地元の人が散歩やランニングをしたりと憩いの場になっています。ハーバーフロントでは、オンタリオ湖の大きさを肌で感じられ、また湖沿いの心地よい雰囲気を楽しむことができるのでおすすめです。
また、ハーバーフロントからトロント島へも船で行くことができます。冬はオンタリオ湖に氷が張って渡れないので夏しか行けませんが、トロント島にはビーチもあるので海のレジャーを楽しむのも良いでしょう。湖なので海のように塩でベタベタしないので、海が苦手な人にもおすすめです。
セントローレンスマーケット
トロントの人気観光スポットである「セントローレンスマーケット(St. Lawrence Market)」は、大きな倉庫のような建物の中にお店がたくさん並んでいます。マーケットでは、野菜や果物をはじめ、メープルシロップなどカナダの名産品も販売されています。室内型のマーケットのため、雨でも楽しめるのでおすすめです。
トロント・ピアソン空港を楽しもう
今回は、トロント・ピアソン空港についてレストランや免税店などの施設情報や、アクセス方法など紹介してきました。ピアソン空港はカナダへの旅行はもちろん、アメリカへの乗り換えにも良く利用されます。空港内には施設が充実しているので、飛行機の待ち時間を楽しんでみてはいかがでしょうか。
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