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カナダでオーロラを見よう!見れる確率は?おすすめの時期や場所・服装を調査!

オーロラは北極圏や南極圏に位置する都市で見ることのできる幻想的な現象で、一生に一度は見てみたいという方も多い天体ショー。オーロラ観測できる場所として人気の国の一つはカナダです。今回は、カナダのオーロラ観測におすすめの時期や服装の他、見れる確率をまとめます。

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目次

  • カナダでオーロラが見れる場所はどこ?
  • カナダでオーロラを見る確率をあげるためのポイント
  • カナダでオーロラが見られる場所「イエローナイフ」
    • カナダのイエローナイフでオーロラ観測におすすめの時期
    • カナダのイエローナイフはオーロラだけでなく犬ぞりも大人気
    • カナダのイエローナイフでオーロラ観測におすすめの服装
    • オーロラが見られるカナダのイエローナイフへのアクセス
  • カナダでオーロラが見られる場所「ホワイトホース」
    • カナダのホワイトホースでオーロラ観測におすすめの時期
    • カナダのホワイトホースでオーロラ観測におすすめの服装
    • オーロラが見られるカナダのホワイトホースへのアクセス
  • カナダでオーロラが見られる場所「イカルイト」
    • カナダのイカルイトでオーロラ観測におすすめの時期
    • カナダのイカルイトでオーロラ観測をするには?
  • カナダでオーロラを激写するコツ
  • オーロラを見にカナダへ行こう!

カナダでオーロラが見れる場所はどこ?

美しい光のカーテンが大空を舞うオーロラは、北極圏または南極圏に近い場所で確認することのできる自然が生み出す絶景です。オーロラを見れる確率は、時期や場所によって異なるため、観測するのが難しいとも言われています。今回は、カナダでオーロラ鑑賞できる場所や時期の他、おすすめの服装と気になる確率について、ご紹介いたします!

カナダでオーロラを見る確率をあげるためのポイント

カナダでオーロラを見る確率を上げるために、まず大切なことは、天候が安定している時期を選ぶことです。特に北極圏に近い場所にあるカナダのオーロラスポットでは、一年中オーロラが空に出ていますが、雪の多い季節に行くと、オーロラを見られる確率が下がってしまいます。オーロラの観測確率が高いのは、北緯60度以上にある都市です。

視界が開けた場所だとオーロラを観測できる確率が上がるため、特にカナダでは、湖の近くや、海や湾の近くになっている場所が、オーロラ観測におすすめの場所と言えます。オーロラを発生させる確率は、磁力の強いオーロラベルトに囲まれた一帯となります。このオーロラベルトの真下にある場所だと天候が安定し、鑑賞できる確率が上がります。

カナダでオーロラが見られる場所「イエローナイフ」

まず、最初にご紹介するカナダでオーロラが見られる場所は「イエローナイフ」です。世界屈指の鑑賞成功率を誇るイエローナイフは、北極から400kmの距離にあり、先ほどご紹介したオーロラベルトの真下にある都市です。冬は気温がマイナス50度を下回るという、想像を絶する極寒の地で、真夏でも気温が氷点下になっているほど寒い場所です。

カナダの中でも北部に位置する「ノースウエスト準州」に属するイエローナイフは、日本の約3倍もの面積がある州の中に、たった4万人足らずしか人が住んでいないため、夜は漆黒の闇が訪れ、オーロラ観測には最高の環境と言えます。カナダのオーロラ観測地の中で、特に歴史が古いイエローナイフは、犬ぞり等のアクティビティもおすすめ。

イエローナイフは、カナダのオーロラ鑑賞のメッカと言っても過言ではない場所です。イヌイットとそれ以外の先住民に加えて、ヨーロッパ系移民も暮らしています。8つの公用語があり、カナダ国民にとっても、少しエキゾチックなエリア。オーロラのベールが舞い降りる美しいイエローナイフは、カナダのベスト・オブ・オーロラ・シティです!

カナダのイエローナイフでオーロラ観測におすすめの時期

カナダのイエローナイフでオーロラ観測におすすめの時期は、12月から4月の冬の時期になります。オーロラを見れる確率は、3日間ほど滞在した場合に、驚異の95%を記録しているそうです!夏にもオーロラが出ているようですが、カナダの中でも北極圏に近いイエローナイフは、夏は白夜になる日が多くなるため、夜の時間が非常に短くなります。

そのため、夏のイエローナイフは、オーロラ観測にあまり、適さない時期と言えます。かなり高い確率でオーロラの見れる都市として、大人気のイエローナイフですが、天候が曇りだったり、雪や雨の場合は、冬季でもオーロラを見ることができない場合もあります。過去の晴天率なども参考にしながら、カナダに渡航する時期を選びましょう。

カナダの中でオーロラが見られる場所として大人気のイエローナイフは、晴天の日が年間240日あるそうですが、特に天候が安定しているのは、1月から3月の3か月間のようです。この時期は、気温がマイナス30度前後、かなり過酷な環境の中で観測することになりますが、オーロラのブレイクアップという珍しい現象も見られるそうです!

カナダのイエローナイフはオーロラだけでなく犬ぞりも大人気

カナダのイエローナイフは、オーロラ観測のメッカとして大変有名ですが、昼間はあまりアクティビティがないことでも知られています。せっかく飛行機を乗り継いでイエローナイフまで行ったのに、何もしないのはもったいないと思いませんか?そこで、おすすめしたいアクティビティが、カナダの雪原を爆走する犬ぞり体験です!

カナダのイエローナイフの代表的なアクティビティとして大人気の犬ぞり体験では、自分で犬ぞりを操縦することもできます!体験前には、どのように犬ぞりを操作すればよいかのレクチャーなどもあり、日本ではなかなかできない貴重な経験ができます。犬たちと一緒に記念撮影するサービスなどもあるので、カナダ旅行の記念にぜひ乗ってください!

カナダのイエローナイフでオーロラ観測におすすめの服装

イヌイットも暮らすカナダの極寒の地イエローナイフ。オーロラ鑑賞をするには、普通のスキーウェアなどの服装では、十分とは言えません。オーロラ鑑賞のツアーに申し込むと、寒いイエローナイフの夜に、オーロラを見るのにふさわしい服装をレンタルしてくれます。日中もかなり寒いので、レンタルできるウエアを着て犬ぞり等を行いましょう。

オーロラが見られるカナダのイエローナイフへのアクセス

ここからは、カナダでオーロラが見られる場所として大人気のイエローナイフへのアクセス方法をご紹介します。まず、日本からカナダの主要都市(バンクーバー)等に飛び、そこからイエローナイフ行きの飛行機に乗りましょう。日本からだと乗継便をまとめて予約した方が、割安になります。空港から、市街地までは宿泊施設の送迎車を利用します。

冬の時期は、とても寒く服装も重装備となって荷物が増えるというデメリットがあるカナダのイエローナイフですが、実は、夏のカナダの観光シーズンに比べて、フライトチケットが最大で50%OFFになるという嬉しいメリットもあります。もっと、コストを抑えてイエローナイフへ行きたい方は、エドモントンからグレイハウンドバスにご乗車下さい。

カナダでオーロラが見られる場所「ホワイトホース」

続いてご紹介するカナダでオーロラが見られる場所は、ユーコン準州にある「ホワイトホース」です。巨大な山岳地帯にあるホワイトホースは、亜寒帯森林とツンドラ地帯からなり、イエローナイフと同じく、北極圏に近いオーロラベルトに入っている都市です。ホワイトホースは、ユーコン川のほとりにあり、視界も開けた場所となっています。

60年前には、人口数百人というカナダの辺境の地であったホワイトホースは、イエローナイフに比べるとマイナーなオーロラ観測地というイメージですが、手つかずの自然が残された美しい大地は、夜に明るくなる街も周囲になく、まさにオーロラ観測にふさわしい場所と言えます!

実は、ホワイトホースでは、イエローナイフと違って、ロッジに泊まってオーロラ観測ができる場所として、カナダのオーロラ観測の穴場となっています。ホワイトホースの人口は2万人ほどとかなり少ないですが、中心街から離れたエリアに宿泊しながらオーロラを見られるロッジが建設されています。ロッジはオーロラ観測以外でも利用できます。

2018年2月現在、カナダのホワイトホース付近でオーロラ観測に人気のロッジは、26軒ほどあり、その中で一番人気があるのが「ノーザン ライツ リゾート&スパ」(Northern Lights Resort & Spa)。ホワイトホースの市街地から車で20分ほど走ったところにあります。宿泊予約をしておけば、空港から送迎サービスもしてくれるそうです!

カナダのホワイトホースでオーロラ観測におすすめの時期

カナダのホワイトホースでオーロラ観測におすすめの時期は、イエローナイフ同様12月から3月の冬の時期となります。少しでも温かい季節が良いという方は、8月と9月の二か月でしたら、深夜の時間帯になりますが、夏でもオーロラを見ることができるようです。10月から11月下旬頃までは雪が多く降るため、オーロラ観測はおすすめしません。

カナダのホワイトホースでオーロラ観測におすすめの服装

カナダのホワイトホースでオーロラ観測におすすめの服装は、二通りに分かれます。まず、ロッジに宿泊してお部屋の窓からオーロラを眺めるプランなら、日本の冬の服装+スキーウェアなどの防寒服があれば、十分だと思います。ホワイトホースでも、イエローナイフ等と同じようにオーロラツアーに参加する場合は、冬の服装では不十分です。

ホワイトホース発着のオーロラ観測ツアーでは、防寒服などの服装のレンタルも行ってくれていますので、ツアーに申し込んでレンタルギアを着用することをおすすめします。ツアーでは、他の日本人観光客と、オーロラだけでなくカナダでの観光情報などを交換できるというメリットもありますが、ロッジなら好きな時に観測できておすすめです。

オーロラが見られるカナダのホワイトホースへのアクセス

ここからは、カナダでオーロラ観測におすすめの場所「ホワイトホース」へのアクセスです。まずは、日本国内からカナダのバンクーバー行きの飛行機に乗ります。バンクーバー空港からは、カナダ西海岸のホワイトホース行きの飛行機が、一日3から4便ほど出ています。地図上では、かなり離れているように見えますが、所要時間は2時間半ほどです。

また、カナダのホワイトホースへ行く便は、日本からならバンクーバーをストップオーバー地点にするチケットが取れるため、他の交通機関でアクセスするより、飛行機の方が安くなりますのでおすすめです。バスなら、グレイハウンドが、エドモントンやバンクーバーから出ていますが、所要時間は20時間半!疲れますのでおすすめしません!

カナダでオーロラが見られる場所「イカルイト」

最後にご紹介するカナダでオーロラの見られる場所は「イカルイト」(Iqaluit)です。「どこだよそれ?」と思われた方がほとんどだと思います。こちらは、1999年カナダの新しい準州となった「ヌナブト準州」にある小さな街です。イカルイトは、北極圏にあるヌナブト準州の州都で、ハドソン湾の北側の凍てつく大地に位置しています。

イヌイットの人々が「私たちの土地」という名前をつけた「ヌナブト」は、北極圏の民が暮らす極寒の地。もちろん、オーロラベルトに入っていますので、間違いなくオーロラが見られる場所です!カナダの秘境ともいえる極寒の地では、美しい湖が広がるバフィン島の東岸から、広大な氷の上で犬ぞり体験をしたり、オーロラ鑑賞できます。

カナダのイカルイトでオーロラ観測におすすめの時期

カナダのイカルイトがあるヌナブト準州は、地域によって気温差が激しい地域。オーロラ観測におすすめなのは、冬から春にかけての時期。冬のイカルイトの平均気温は、ほぼ毎日マイナス50度ですが、春先4月頃になると、日中の平均気温がマイナス20度からマイナス10度くらいになるそうです。また春は晴天の日が多く観測確率が上がります。

夏のイカルイトは、最高気温が20度まで上昇し、非常に過ごしやすい天候となりますが、イエローナイフやホワイトホースに比べて、さらに緯度が高く北極圏に近いため、白夜の日が多くなりますので、夏場にオーロラ観測するのは、ほぼ不可能と言ってよいでしょう。イカルイトでオーロラ観測したい場合は、夏は避けることをおすすめします。

カナダのイカルイトでオーロラ観測をするには?

カナダでオーロラ観測ができる辺境の地「イカルイト」ですが、マイナス50度となる冬がおすすめですので、服装も当然重装備が必要となります。残念ながらオーロラ観測ツアーを日本から催行している会社は無いようですので、オタワ等でカナダ国内旅行に個別に申し込みする必要があります。お値段は4泊5日で5000カナダドル前後となっています!

カナダでオーロラを激写するコツ

高い確率でオーロラに遭遇できる場所が、カナダにはいくつかありますが、旅行するには非常に高いコストがかかるため、一生に一度の光景となる方がほとんどだと思います。

死ぬまでに一度は見たい絶景に出会えたら、やはり写真に収めたいと思うのが、みなさんのお気持ちではないでしょうか?そこで、今回はオーロラを激写するコツをお伝えします。

カナダにかかわらず、オーロラ撮影に必要となってくる機材は、ISO感度の高いカメラと三脚です。オーロラが出現するエリアは、他に光がないエリアであることがほとんどですので、ISO感度はできるだけ高く光を拾えるように設定します。ここで大切なのが、シャッタースピードです。オーロラは、空にゆらゆらと揺れる光のカーテン。

シャッタースピードが遅すぎると、三脚を使っていてもブレます!カナダでオーロラ観光地として人気のイエローナイフなら、かなり明るいオーロラが出現する場合があります。明るいオーロラに出会えたら、広角レンズを搭載した一眼レフで、ISO感度は400、絞りはF値1.4まで開放。シャッタースピードは2秒から5秒ぐらいが良いでしょう。

オーロラを見にカナダへ行こう!

カナダでオーロラが見られる場所をご紹介しました。今回ご紹介した場所以外にも、カナダでオーロラが見られる場所には、有名な「カナディアンロッキー」があります。イエローナイフに比べるとオーロラの出現する確率はかなり下がりますが、湖畔でオーロラ観測できるようです。ぜひ、カナダの大空に広がるオーロラをご覧ください。