Colacao(コラカオ)スペインの家庭で絶大な人気を誇る飲み物です。日本ではまずお目にかかれないColacaoはスペインのお土産として大変おすすめです。こちらではそんなColacaoについて、Colacaoとは何なのか飲み方や味などについてご紹介していきます。
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目次
- スペインのColacao(コラカオ)を大調査
- スペインのColacaoって何?
- Colacaoの飲み方は?
- Colacaoの原材料
- Colacaoはいつ飲むの?
- Colacaoの味ってどんな味?
- Colacaoの商品ラインナップ1:オリジナル
- Colacaoの商品ラインナップ2:ターボ
- Colacaoの商品ラインナップ3:ゼロ
- Colacaoの商品ラインナップ4:コンプレト
- Colacaoの商品ラインナップ5:プレミア
- Colacaoの商品ラインナップ6:エネルギー
- Colacaoの商品ラインナップ7:シェイク
- 海外のColacaoには変わった味がある
- Colacaoの類似品に注意
- Colacaoを使ったアレンジ料理
- Colacaoはスペインのお土産に最適
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スペインのColacao(コラカオ)を大調査
Colacao(コラカオ)はスペイン人ならだれもが知っている飲み物です。Colacaoはスペインのスーパーなどで手軽に手に入りますので、スペイン旅行のお土産にもとてもおすすめです。こちらではClolacaoとは一体何なのか、どんな飲み方や楽しみ方があるのか、人気の味は何なのかなどをご紹介していきます。
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スペインのColacaoって何?
Colacaoはスペインのチョコレート飲料です。チョコレート飲料といっても粉末になっており、それをミルクや水に溶かしていただきます。
スペインと言えば、ヨーロッパの中でも最初にカカオが伝わった国ですので、スペイン人のチョコレートの文化はとても古くからあるものです。
そして最初にカカオがヨーロッパに伝わった時には砂糖やミルクを入れずに、薬としてチョコレートドリンクを飲んでいた歴史もあり、チョコレートを飲むという文化もチョコレートを食べるという文化よりずっと前から存在していました。
そんなスペインで絶大な人気を誇るColacaoは、美味しくて栄養価の高いチョコレートドリンクを家庭でも手軽に楽しめるといことで、1946年に販売が開始され、1950年代にはテレビコマーシャルによりスペイン中に広まりました。
現在でもその人気は衰えることなく、ヨーロッパのみならず、中国などにも進出して人気を得ています。
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Colacaoの飲み方は?
Colacaoの飲み方としては、瓶状のパッケージから大さじ一杯(大盛り)くらいのパウダーをすくい、コップに入れます。
ここからは好みの飲み方により、冷たい牛乳を入れて飲む飲み方や温かい牛乳を入れる飲み方、さっぱりと飲みたい場合は、お水やお湯を入れる飲み方もおすすめです。
スペインの人たちは、小さい頃は牛乳を入れる飲み方だったが、大人になったら、コラカオをコーヒーで溶かして飲むという飲み方をする人も多くいます。牛乳を豆乳にする飲み方もおすすめです。
いずれの飲み方の場合にも、まずコップの三分の1ほど牛乳やお水を入れて、よくかき混ぜてから、残りの牛乳やお水を入れるのをおすすめします。そうすると粉がダマになりずらく、なめらかなのど越しが楽しめます。
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Colacaoの原材料
Colacaoはチョコレート飲料であるという説明をしましたが、Colacaoの原材料にはチョコレートつまりカカオの他にコーラ、ビタミン、カルシウム、リン、鉄分などが含まれています。
Colacaoの商品名のColaは、コーラのことだったのです。コーラというと、あのカラメル色の炭酸飲料であるコーラを思い浮かべますので、コーラとカカオの組み合わせが意外に感じるでしょう。
しかしながらここで使用されるコーラは、アフリカの熱帯雨林で採れるコーラと言う植物の実です。クリほどの大きさのコーラの実には数パーセントのカフェインが含まれ、興奮剤としてイスラム諸国で人気がありました。
実は飲み物のコーラは本来このコーラの実のエキスを使用していたことから「コーラ」という名前が付いたのですが、現在はコーラエキスが使用されていないものが多いそうです。
さらにColacaoの原材料の中にはビタミン、カルシウム、リン、鉄分なども含まれているということで、健康補助食品のような飲料であることがわかります。
また、Colacaoは着色や香料は一切使用せずに、天然のカカオだけを使用したパウダーであるということもおすすめのポイントです。
Colacaoはいつ飲むの?
スペインの人たちはこのColacaoを朝食や間食として飲むのが定番です。それはもともとColacaoが人気を得るきっかけとなったCMで「理想的な朝食と間食」(desayuno y merienda ideal)というキャッチコピーが付いていたからでしょう。
スペインの人の朝食はまるでおやつの様です。大人でも子供でもColacaoとビスケット、時間があればトーストなどと言うように、軽めに済ますことが多いです。
これはスペインのみならずヨーロッパでは多くの国がこのような朝食スタイルです。一概には比べられませんが、日本の朝食がお味噌汁とご飯だとしたら、Colacaoは日本人のお味噌汁のように定番の朝食として、何十年も昔から飲まれています。
しかしながら、スペインの人たちには、特にタイミングを問わずにColacaoを楽しむ人もいます。それはColacaoはスペインではとても人気がある飲み物であるため、バルやホテルなどでも一般的に置かれているメニューの一つだからです。
Colacaoの味ってどんな味?
Colacaoの飲み方や原材料などを見ていると、日本にも同じような商品があるという事に気が付きます。粉末を溶かして飲むチョコレート飲料で、栄養補助食品のようなもの。といえば「ミロ」です。
確かに味はミロに似ているかもしれません。しかしながら、ミロは「ココア味の麦芽飲料味」ですので、味としてはミロよりも少しColacaoの方が濃厚なチョコレートの味がします。
そして味というよりも一番大きな違いは、日本のミロは子供向けの商品であるのに対し、スペインのColacaoは年齢は関係なく、子供から大人までが楽しむ飲み物だということです。
味はとても近いのですが、スペイン人のColacaoに対する愛は日本人が「子供向け飲料」と思っているミロに対する気持ちとは全然違うので、スペイン人はColacaoとミロは全く別の物だと認識しているようです。
Colacaoの商品ラインナップ1:オリジナル
70年以上変わらない製法で作られているColacaoのオリジナルチョコレート味は、スペインの人にとって、子供の頃から慣れ親しんだソウルフード(ドリンク)のようなものです。
Colacaoは添加物や香料を加えていないカカオを使っていますので、パウダーは香りが高く、カカオの風味が濃厚です。しっかりとした甘さもありますので、確かにこれ1杯で朝食の代わりになりそうです。
とても人気のある商品ですので、どこのスーパーに行っても必ずColacaoは置いてあります。大きなスーパーなら、商品のパッケージサイズも様々そろっており、数百グラムほどのお土産サイズから、数キロのお徳用サイズまであります。
数キロ単位と言うのはお土産には向いていませんが、それほどの量を消費するほどにスペインではColacaoの人気が高いということです。
Colacaoの商品ラインナップ2:ターボ
Colacaoは様々な飲み方がありますが、やはり冷たい牛乳や冷たい水を加えて飲むときにはダマができないように少しずつ加えなくてはいけないので、少し面倒です。
Colacao Turboは冷たい牛乳や冷たい水でもさっと溶けるように改良されたColacaoです。このさっと溶けるタイプのColacaoは手軽でお土産におおすすめです。
Colacaoの商品ラインナップ3:ゼロ
Colacaoはチョコレートの濃厚な風味とほっとする甘さが魅力なのですが、やはりヘルスコンシャスな人にとってはこの甘さや脂質は少し気になります。
そんな人のために開発されたのがこちらのColacao Ceroです。こちらの商品は糖質ゼロ、そして脂質もゼロです。そのため健康的でシンプルなチョコレートドリンクを飲むことができます。
ヘルスコンシャスな方や体重を気にする方にとても人気のこの商品は、糖質や脂質がゼロのシリーズとしてファイバー(COLA CAO CERO FIBRA)という商品もあります。
ファイバーは、糖質や脂質がゼロであるのに加え、1杯あたり、1日の繊維質の必要摂取量の約15%が採れるというとても嬉しい商品です。こちらならヘルスコンシャスな方へのお土産にもおすすめです。
Colacaoの商品ラインナップ4:コンプレト
Colacaoには様々な商品ラインナップがありますが、Colacao Complet(コンプレト)は、もともと美味しい栄養補助食品として人気のあるColacaoがさらにその栄養素を強化したシリーズです。
Colacao Complet(コンプレト)は、子供の成長段階で重要なカルシウム、リン、ビタミンDなどを豊富に含んでおり、1杯で1日の推奨摂取量の30パーセントほどをとることができます。
育ち盛りの子供のおやつとして大変おすすめのシリーズになります。成長期のお子様がいる方へのお土産にはこちらもおすすめです。
Colacaoの商品ラインナップ5:プレミア
こちらのMi Primer Colacao(プレミア)は幼児用のColacaoです。チョコレート味のColacaoは子供も大好きな味です。
プレミアは3歳から5歳までの子供のニーズに合わせて栄養素を加えたシリーズです。プレミア1杯で1日に必要なミネラルの15パーセントから37パーセントが摂取できます。
そして1日に必要なビタミンの15パーセント、穀物の18パーセントを含んでいます。マイルドなココア風味になっていますので、小さなお子様にとてもおすすめです。
Colacaoの商品ラインナップ6:エネルギー
Colacao Energyはチョコレート味のエナジードリンクです。コチラは粉末ではなく、すでに液体になっているタイプです。
スペインの人たちはこのチョコレート味のドリンクをスポーツドリンクのようにごくごくと飲みます。液体なのでお土産には少し向かないでしょう。Colacaoの商品はどちらもスーパーで気軽にてにはいりますので、見つけたらぜひ試してみてください。
Colacaoの商品ラインナップ7:シェイク
Colacao Shakeもすでに液体になっているタイプです。液体になっているものは粉末を溶かす手間がありませんので、とても手軽で人気があります。
シェイクシリーズにはColacaoのオリジナルの味と、ゼロシリーズのものがあります。オリジナルはもちろんですが、糖質や脂質がゼロのゼロシリーズがあるのはとても嬉しいです。
そしてこのシェイクの一番の特徴は、特殊なカップに入れられているので、そのまま電子レンジにかけることができ、アイスだけでなく、ホットのColacaoが手軽にいただけるというところです。
海外のColacaoには変わった味がある
スペインのColacaoは種類がいくつかありますが、基本的にはチョコレート風味です。しかしながら海外にも進出しているColacaoは国によって少し変わった味があります。
中国で販売されているColacaoには、オリジナルのチョコレート味の他にも、イチゴ味、オレンジ味、ラズベリー&ピーチ、マンゴー&パイナップルなどのフルーツ味があります。
それらはもうチョコレート飲料ではありませんが、水や牛乳に溶かして手軽にいただける健康補助食品として人気があります。もし中国のスーパーで見かけた際にはこちらも試してみてください。
Colacaoの類似品に注意
スペインのColacaoは日本のミロに味が似ているというお話をしましたが、スペインの国内にも同じような味のものがあります。
それが、ネスレが出しているNesquik(ネスクイック)です。ネスレといえばミロを出しているメーカーです。
スペインではチョコレート飲料といえば、Colacao派かNesquik派かに分かれるほど、この二つは人気があります。
Colacaoはスペインで1946年に販売が開始されたもので、Nesquikは1948年にアメリカで販売が開始されたものです。スペイン人はやはりスペイン発のColacaoが本物と言う人もいます。
NesquikはColacaoと比べるとダマなりにくく、すこしあっさりとした味の印象です。これは好みの問題ですが、もしスペインのお土産にするのであれば、やはりスペイン発のColacaoがおすすめです。
Colacaoを使ったアレンジ料理
Colacaoは通常はお水や牛乳で粉末を溶かして飲みますが、Colacaoが粉末であることを利用して様々なスイーツにアレンジすることができます。
例えばパンケーキの記事やパン生地にColacaoを混ぜて焼き上げれば、ColacaoパンケーキやColacaoパンを手軽に作ることができます。
またColacaoの原材料がカカオであることを利用して、同量のColacaoとココナッツオイルを混ぜて、ナッツなどを加え、冷蔵庫で数十分かためれば、ナッツチョコレートのようなものも作ることができます。
溶けやすい粉末のColacaoは他にも様々な料理やスイーツにアレンジできますので、飲み物だけでなく、一つの食材として楽しむのもおすすめです。
Colacaoはスペインのお土産に最適
スペインで人気のチョコレート飲料Colacaoについてご紹介してみました。Colacaoはチョコレート文化発祥の国であるスペインが誇る国民的なチョコレート飲料です。Colacaoはスペイン中のスーパーで手軽に手に入れることができますので、ぜひスペインのお土産にはColacaoをおすすめします。
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