ポルトガルの首都リスボンから約1時間半の美しい島マデイラ島は常春と言われるリゾート地です。高級リゾートホテルが立ち並び観光客が多いマデイラ島は大西洋の真珠と呼ばれています。マデイラ島の観光ポイントやグルメなどを中心に、日本からの最短の行き方などもご紹介します。
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目次
- マデイラ島ってどんな場所?
- マデイラ島の首都『フンシャル』
- マデイラ島の人気観光スポット3選
- マデイラ島の乗り物トボガン
- マデイラ島のグルメスポット1選
- マデイラ島のおすすめホテル2選
- マデイラ島へのアクセス方法
- マデイラ島で楽しい観光旅行!
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マデイラ島ってどんな場所?
ポルトガルの首都リスボンから約1時間から2時間の距離のマデイラ島は、温暖な気候と美しい景色から高級リゾートホテルが立ち並ぶ人気のリゾート地です。
日本の奄美大島と同じくらいの面積のポルトガル、マデイラ島は砂浜のビーチよりも自然が作り出した岩の絶景が人気です。
また世界遺産となっている照葉樹林はマデイラ島の観光で見逃せないポイントになっています。照葉樹林とはジャングルとも言える古代の動植物が生息しています。
ポルトガルの観光では、大聖堂や修道院などの見学目的が多いのですが、マデイラ島の世界遺産である照葉樹林を訪れると、人生観が変わるともいわれています。
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大西洋の真珠と呼ばれる緑豊かな島
ポルトガル、マデイラ島の見どころは世界遺産の照葉樹林だけではありません。カラフルな植物も多く毎年フラワーフェスティバルや花市が賑やかに開催されています。
特にフェスティバルの開催で盛り上がるのはフラワーパレードです。マデイラ島の鮮やかで様々な花で彩られたパレードカーやドレスに花で着飾った女性や少女がパレードをします。
大西洋の真珠と言われるマデイラ島を、カーニバルの開催に合わせて訪れる観光客も多いです。平均気温が20度前後と言われる温暖な気候が花の生育に適しています。
フラワーフェスティバルは2日間開催されますが、4月から5月の間で毎年イースターに合わせて開催日がかわります。花市では、花売りの女性が華やかなドレスを着ています。マデイラ島全体が花の香りで包まれます。
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マデイラ島の気候
ポルトガル、マデイラ島の気候は平均気温が20度前後と言われる温暖であるので常春と言われ、北欧からの観光客も多く訪れています。夏の最高気温も30度を超える事はありませんので、服装は薄手の長袖くらいで大丈夫です。
最低気温も10度を下回る事がありませんので、北欧からの観光客は冬の厳しい寒さを避けて、ゆっくりと滞在する方も居ます。
世界遺産である人気スポットを回ったり、絶景を山から眺める為にハイキングなどで過ごすなど楽しみ方は様々です。山の頂上付近は気候が少し下がりますのでジャケットなどの羽織る物があった方がいいようです。
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マデイラ島の首都『フンシャル』
ポルトガル、マデイラ島の首都はフンシャルです。大型客船が停泊できる設備が整っているフンシャル港はヨーロッパからのクルーズ船が多く、モロッコやカリアナ諸島、カリブ海、ブラジルなどへ向かう大型船が寄港します。
500年の歴史がある首都フンシャルで見どころも多く、ゴシック様式の建築物や美術館、またエキゾチックな果物や伝統のお菓子を売る市場の活気を感じる旅もおすすめです。
民族芸能として、伝統的なマデイラのダンスも見学する事ができます。カスタネットでリズムをとり木の人形が登場する魅力的なダンスを、ディナーを楽しみながら見学できます。見逃せない伝統芸能です。
フンシャルは観光の中心地
ポルトガル、マデイラ島の首都フンシャルの観光は中心地のエキゾチックな風景にもあります。市場に並ぶ鮮やかな花々と豊富なフルーツや工芸品がそのまま街の雰囲気になり活気あふれる風景です。
ポルトガル出身のサッカー選手、レアルマドリード所属のクリスティアーノ・ロナウドの出身地でもあり、「Museu・CR7」がクリスティアーノ・ロナウドの記念博物館もありサッカーファンの楽しみにもなっています。
グルメや世界遺産、豪華なリゾートホテルだけではないフィンシャルの魅力を見つける観光も、マデイラ島の常春の気候と陸地面積が広すぎず、散策しやすさからもあります。
世界遺産に登録された『マデイラ自然公園』
ポルトガル、マデイラ自然公園へは、トレッキングやハイキングが目的の観光客が多いです。常春の温暖な気候が生み出す世界で一つの希少種である蘭の花や、珍しいシダの生息を見る事ができます。
ハイキングコースは滝から流れる自然の風景を見るコース、展望台からの絶景を眺めるコースなど様々ですが、いずれも無理のない約半日ほどのコースです。
サイクリングでバードウオッチングを楽しんだり、森林浴をゆったりと楽しむコースもあります。自然豊かな世界遺産として登録されているマデイラ自然公園は是非おすすめしたいスポットです。
マデイラ島の人気観光スポット3選
マデイラ島でおすすめの観光名所は豊富にありますが、世界遺産である自然の絶景スポットの他にも歴史ある建築物も多くあります。美術館にも芸術品の代表ともいえる作品が並びます。
16世紀フンシャルとアントワープ間のサトウキビ貿易が盛んであった時代に、他国との交流が盛んだった事からマデイラ島には芸術品も多く残されていると言われています。
自然の中のハイキングもご紹介しましたが、マデイラ植物園や自然史博物館も人気があります。マデイラ植物園では世界遺産として登録されるマデイラ自然公園にも潜在する、特に美しい花を中心にして撮影などが楽しめるようになっています。
白黒のコントラストが美しい『ラルゴ・ド・ムニシピオ広場』
ラルゴ・ド・ムニシピオ広場は首都フンシャルの市役所、中央広場です。広場には白と黒の石が交互に敷かれ周囲は漆喰の白壁の建物が並びコントラストが美しい景観です。
ラルゴ・ド・ムニシピオ広場を中心に歴史ある建造物や教会があります。広場の中心にあるのは、大きな噴水で、水と白黒の敷石、水に映る白い建物が芸術的です。
荘厳な装飾に圧倒される『コレヒオ教会』
コレヒオ教会は、ラルゴ・ド・ムシピ二広場の西側に建っている教会です。17世紀に建てられた教会の外観はシンプルですが内部は別世界です。
金箔で装飾された威厳ある内装に、光りのシャワーのようなきらびやかさに圧倒されます。17世紀にイエスズ会が所有した、広大なマンデラワインの生産地での利益が偉大な建物となりました。
『ジラオン岬』ガラス張りの床の展望スペース
ジオラン岬はヨーロッパでは最も高い岬です。海抜約580メートルの岬は世界でも2番目に高い岬で、海から断崖が垂直に切り立った景観は絶景です。
エキゾチックな街並みや港に停泊する船が真下に見える展望台では、驚きの設備があります。東京スカイツリーよりも高い、この岬にはガラス張りの床の展望スペースがあります。
高所恐怖症の方にはおすすめしませんが、スリルを味わいたい方にはおすすめのポイントです。世界遺産の照葉樹林の景色と共に、まるで天から地上を見るような錯覚になります。
『サンタナ』の茅葺屋根の街並み
マデイラ島のサンタナには、かつて三角形の茅葺屋根の民家が多く点在していました。温暖な気候のサンタナはマデイラ島の北東部にある緑と花に囲まれた美しい村です。
屋根は茅葺ですが、壁はカラフルに塗られ庭にはたくさんの花のアプローチがあるメルヘンの世界です。今では減りつつある茅葺屋根の民家ですが、観光用に公開しているエリアがあります。
マデイラ島の乗り物トボガン
マデイラ島にはトポガンという名の変わった名前の乗り物があります。観光用の大きなソリのような乗り物ですが、木製で力自慢の男性が2人で速さを操作してくれます。
ソリですので、滑り降りるのは坂です。首都フンシャルからロープウエイを使ってモンテ山に上り、帰りはトポガンで坂を下ります。
坂は街のアスファルトの道路ですが、滑り降りる時の景色は最高です。花が咲き乱れる風景の中を楽しみながら滑り降りた先には目前にフンシャル湾がみえてきます。
フンシャル湾のエキゾチックな風景は、豪華な大型客船が停泊し、白を基調とした高級リゾートホテルが並ぶ味わいのあるヨーロッパの港の風景です。
首都フンシャルからモンテ山への行き方は、旧市街の海岸通り沿いからロープウエイの乗り場から向かいます。バスでも行く事ができますが、ロープウエイからの風景はおすすめです。
マデイラ島のグルメスポット1選
ポルトガル、マデイラ島でのグルメはヨーロッパのリゾート地らしく、様々な国の料理が味わえます。欧州料理、イギリス料理、ベネズエラ料理などの海鮮シーフードを始めとしてステーキハウスも充実しています。
グルメを楽しむ高級店からリーズナブルな郷土料理まで揃い、カジュアルなカフェやランチメニューもおすすめです。ピザやサンドイッチも海鮮の美味しさを味わえるメニューが揃います。
温暖な気候で北欧からの観光客や、大型客船の停泊する港があるマデイラ港ですので、食材の豊かな事からレストランやカフェのグルメメニューも充実しています。
色とりどりのフルーツや野菜が並ぶ『ラブラドーレス市場』
豊かな食材が揃う賑やかな市場は、地元の飲食店の仕入れだけでなく、観光客も足を運びます。魚介類ではお刺身で食べるよりも揚げ物としてバナナ、パッションフルーツとワンプレートとしてメイン料理になったり、バターとガーリックでグリルした貝やエビなどが美味しいです。
マデイラ島のパンも郷土料理と言っていいほど独特です。小麦粉とサツマイモ粉を使った「ポーロ・デ・カコ」はおすすめです。
カフェでの人気はパッションフルーツのチーズケーキや、アーモンドのデザートが絶品です。サトウキビ貿易が盛んだった事もあり、甘いスイーツは種類も豊富です。
ラブラドーレス市場は特に土日が賑わいます。首都フンシャルのケーブルカー乗り場から歩いて焼く5分の場所で生花や野菜、果物の屋台が並びます。
2階建てのオープンフロアでの風景だけで、観光としての見物は満足できます。温暖な気候で育ったマンゴーやパッションフルーツは特に美味しいです。
マデイラ島のおすすめホテル2選
海外旅行の楽しみは宿泊するホテルでの、部屋の清潔さやホテルレストランのグルメなどのサービスが気になります。特にリゾートホテルとなると、ゆっくりと時間を満喫したいです。
マデイラ島には、温暖な気候から冬の厳しさから避寒をするヨーロッパからの観光客も多く、長期滞在型のホテルから短期滞在型のホテルなで様々なホテルがあり世界遺産の自然とグルメを楽しんでいます。
厳選しておすすめするホテルは、リゾートホテルとして楽しめ、ポルトガル料理などのグルメにも定評のあるホテルです。ホテル内や園庭の風景、特にオーシャンビューにこだわったホテルを2件ご紹介します。
『Quinta Jardins do Lago』
始めにおすすめするホテルは「クインタ・ジャーディス・ド・ラーゴ」ホテルです。口コミの評価も高く設備が充実しています。
気になるグルメでは、1泊2食付きで5コースの夕食、ビュッフェスタイルの朝食をたのしめるところです。ホテルスタッフのサービスが素晴らしい事には定評があり、全員が英語を話せます。
ホテル内には設備の整った外の温水プールやスポーツジムもあり、バーなどは広い園庭を眺めながらのゆっくりした時間を過ごせます。小さなお子様のいるご家族も充分に楽しめるホテルです。
『Quinta da Casa Branca』
次におすすめする「キンタ・ダ・カサブランカ」ホテルはスパの種類が豊富なホテルです。バルコニーから眺める景色も素晴らしいです。
グルメでは郷土料理やヨーロッパ料理など魚介類のメニューの美味しさもありますが、アフタヌーンティーのケーキやマフィンが美味しいとの口コミが高いです。
ホテルにはプールやフィットネスジムもありますが、静かに落ち着いた時間を過ごしたい方におすすめのホテルです。
マデイラ島へのアクセス方法
ポルトガル、マデイラ島へのアクセス方法をご紹介します。マデイラ島はポルトガルの首都リスボンから約1時間から2時間の常春のリゾート地です。
マデイラ島には世界各国からのクルーズ船が集まる、花祭りやお正月などが特に観光客が多く、過ごしやすいベストシーズンの6月から8月にはビーチで過ごしたりスキューバダイビングをする観光客も多いです。
一般的にはポルトガルの首都リスボンから、マデイラ島の首都所在地フンシャル空港へ飛行機で行く事が多いです。現在、日本からマデイラ島への直行便はありません。日本からはポルトガル、リスボン行きの直行便もありませんにで、ヨーロッパを経由する必要があります。
日本からポルトガルへ行くには?
各旅行会社では、ポルトガルの首都リスボンからの飛行機とマデイラ島の滞在ホテルがセットになったメニューなども提供されています。
日本からポルトガルに行く直行便はありませんので、ヨーロッパ各都市か中東を経由する必要があります。おすすめの経由をご紹介します。
ルート検索は「スカイスキャナー」で出てきます。各航空会社の一覧を見る事ができます。日本からヨーロッパへのフライト時間も10時間を超えるので、航空会社選びは重要になります。
また、季節によっても各航空会社の航空券の価格にも違いがあります。ANAマイレージを持っている方でしたらフランクフルト、ミュンヘン、ブリュッセルの経由をおすすめします。
マデイラ島で楽しい観光旅行!
ここまで、常春の温暖な気候と、それによって恵まれた自然の豊かなマデイラ島の情報をご紹介しました。全体が広すぎない面積のマデイラ島は、世界遺産の自然と共に豊かな時間が流れます。
南国の情緒豊かな風景と、エキゾチックな街並みは大西洋の真珠と言われるマデイラ島、日頃の忙しい生活から少し離れてゆったりとした時間を過ごしたい方には、是非おすすめしたいマデイラ島です。
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