ドイツではサウナが人気です。ドイツのサウナは混浴で、入り方は日本の温泉とかなり異なります。おすすめのドイツのサウナや水着の着用不可について、サウナでのタオルの使い方など、ドイツのサウナについて調べてみました。ドイツ観光でサウナもぜひ楽しんでみませんか。
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目次
- ドイツのサウナのご紹介
- ドイツのサウナの入り方「料金システム」
- ドイツのサウナの入り方「混浴」
- ドイツのサウナの入り方「水着」
- ドイツのサウナの入り方「更衣室」
- ドイツのサウナの入り方「タオルの使い方」
- ドイツのサウナの入り方「サウナの外にいるとき」
- ドイツ観光でおすすめのサウナ「Vabali Spa」
- 「Vabali Spa」料金
- 「Vabali Spa」更衣室
- 「Vabali Spa」雰囲気
- ドイツ観光でおすすめのサウナ「LIQUIDROM」
- LIQUIDROM「雰囲気」
- LIQUIDROM「料金」
- LIQUIDROM「コイン」
- LIQUIDROM「サウナの種類」
- ドイツ観光でおすすめのサウナ「THERMEN BERLIN」
- 「THERMEN BERLIN」料金
- 「THERMEN BERLIN」雰囲気
- ドイツ観光でおすすめのサウナ「Kristall Therme」
- 「Kristall Therme」料金
- 「Kristall Therme」プールの入り方
- 「Kristall Therme」サウナの入り方
- 「Kristall Therme」アクセス
- ドイツ観光でおすすめのサウナ「Spreewald Therme」
- 「Spreewald Therme」水着不可
- 「Spreewald Therme」料金
- ドイツでサウナを利用するなら知っておこう!
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ドイツのサウナのご紹介
日本人は温泉やお風呂好きで知られていますが、ドイツ人もサウナが大好きです。ドイツでは施設にもよるのですが、一般的にサウナは男女混浴、水着着用不可となっていて、日本の温泉とは入り方が異なります。
日本とは少し入り方も異なってきますので、気をつけましょう。ドイツ観光の機会にぜひドイツのサウナも体験してみませんか。ここからは入り方などをまとめてみましたのでぜひ参考にしてください。
ドイツのサウナの入り方「料金システム」
ドイツのサウナは、それぞれの施設によって異なる場合もありますが、だいたい時間制で、3時間券、1日券といったようにチケットを購入して料金を支払います。注意しなければならないのは、時間券は、出口ゲートを通過するまでの時間だということです。
ドイツのサウナは時間券の場合、サウナを出て更衣室で洋服を着て出口ゲートを通過するまでの時間なので、余裕をもってサウナから退室するようにしましょう。1分でも時間が超過すると追加料金を支払う羽目になりますので気をつけましょう。
ドイツのサウナの入り方「混浴」
施設によって女性専用サウナが設けられている場合もありますが、ドイツでは基本的に男女混浴の入り方でサウナを楽しむのが一般的です。タオルの使い方も異なります。混浴の入り方は日本人にとって戸惑うかもしれませんが、ドイツでは男女混浴が普通という感じで、特に恥ずかしがるといった雰囲気もなくサウナをみんなで楽しんでいます。
ドイツのサウナの入り方「水着」
日本の温泉には水着を着用して入る場合もありますが、ドイツのサウナでは水着不可となっていて混浴のところもあります。
日本人にとって最初は抵抗があるかもしれません。実際にドイツの混浴サウナを体験した日本人によると、最初は少し緊張したけれど、周囲の人たちも普通に全裸で混浴のサウナを楽しんでいるのですぐに慣れたとのことです。
ドイツのサウナの入り方「更衣室」
ドイツのサウナでは更衣室も男女共用のところがほとんどのようです。
サウナに混浴で入るわけですし、更衣室を男女に分ける必要もないといったところでしょうか。ドイツでは男女共用の更衣室が一般的なので、みんなそこで普通に洋服を脱いで利用しています。
ドイツのサウナは、若者から老人まで、男女共用の更衣室を利用します。施設によっては、ロッカーを使用する専用のコインなどを入口で受け取って荷物をロッカーに入れて使用したりします。更衣室で準備したらシャワーを浴びてからサウナを体験します。
ドイツのサウナの入り方「タオルの使い方」
ドイツのサウナでは大きなバスタオルを持ってサウナに入ります。このバスタオルは床に敷いて、サウナの床をぬらさないようにするためです。日本の温泉のようにタオルを体に巻き付ける使い方はないので注意が必要です。
ドイツのサウナではみんな全裸なので、日本の温泉のようにタオルを体に巻いていると、かえって妙な違和感があって目立つでしょう。サウナによってはバスタオルのレンタルができる施設もありますが大きめのバスタオルの持参がおすすめです。
ドイツのサウナの入り方「サウナの外にいるとき」
サウナの外にいるとき、ドイツではバスローブをはおったり、タオルを体に巻いたり、全裸のままの人もいたりします。
ドイツのサウナでは、バスローブをはおってサウナの外のリクライニングチェアでゆったりとくつろいだ時間を過ごしたりしています。
どうしても全裸が気になってしまうと感じる方は、サウナの中だけはみんなが全裸なので、そこ以外ではバスローブなどを用意しておいてマイペースでリフレッシュタイムを楽しむというのも、一つの方法でしょう。
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ドイツ観光でおすすめのサウナ「Vabali Spa」
Vabali Spaはドイツの首都ベルリンで大人気のサウナです。
Vabali Spaはベルリン中心部にあり、アクセスも中央駅(Hauptbahnhof)から歩いて約10分と良好です。Vabali Spaは男女混浴のサウナで受付ではドイツ語の他に英語が通じます。
Vabali Spaの間口はそれほど大きくない感じがしますが、施設そのものは奥行きがあり、かなりの広さがあるサウナです。Vabali Spaは受付ロビーも清潔感があり、静かで落ち着いた雰囲気です。
受付で滞在時間を告げてからロッカーキーとなるリストバンドを受け取ります。リストバンドをゲートにかざして入場します。入場時にゲートを通過した時間から、帰るときにゲートを通過するまでの時間が料金対象になります。
「Vabali Spa」料金
Vabali Spaの料金は3時間利用した場合、約23ユーロ(約3000円)で、これに加えてレンタルでタオルやバスローブなどを利用すると約30ユーロ(約3800円)になります。館内レストランで食事やビールもありますが、価格は一般的にやや高めですので、自分でドリンクを持参するのもありです。
「Vabali Spa」更衣室
Vabali Spaでは通路なども芳香がして、とてもリラックスできるように工夫されています。通路を進むとバスローブやバスタオルなどを持っていない人のためのレンタルの受付があります。
ドイツのサウナではバスローブを着用しているとサウナの中には入れません。しかしVabali Spa施設内レストランなどで食事をする場合は、バスローブが必須になります。全裸でのレストラン使用はできません。
Vabali Spaでは、バスタオルなどのレンタルや施設内レストランの利用料金も含めて、退場する際にリストバンドで料金の精算を現金で行います。リストバンドは、なくさないように注意しましょう。
「Vabali Spa」雰囲気
Vabali Spaのなかはとてもきれいで清潔感も保たれていて静かです。
サウナの種類は普通のサウナ以外に、ミストサウナやハーブサウナなどがあり、全部で11種類のサウナが楽しめるおすすめのサウナです。スタッフが時間になるとハーブの香りが浸み込んだタオルを振って、芳香を漂わせるサービスも行っています。
スタッフによるハーブの芳香のサービスが行われる時間は、館内のスケジュールボードに場所と時間が掲示されています。サウナ以外のスペースにはソファーや、リクライニングチェアが置かれているエリアや、ウォーターベッドのエリアもあります。
屋外ガーデンのエリアもあって芝生の上に置かれたチェアで休憩もできます。屋外プールもありサウナで汗をかいても、ここで涼むこともできます。屋外プールは水着を着用しての使用はできませんが、外からは見えないので安心してリラックスできます。
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ドイツ観光でおすすめのサウナ「LIQUIDROM」
LIQUIDROMもベルリンにある人気のサウナです。建物自体が白いとんがった屋根など、とてもユニークな外観をしていて、町の中心部にありアクセスが良いこともあって観光客にも人気のおすすめのサウナです。最寄り駅は地下鉄U-1の「Möckernbrücke (Berlin U-Bahn)」駅で、こちらの駅から歩いて約3分のところにあります。
LIQUIDROM「雰囲気」
LIQUIDROMには、「死海」に近い塩分の高いプールがあります。死海とはイスラエルとヨルダンの国境にある高濃度の塩分の湖です。このプールの死海プールに入るには水着を着用しなければなりませんので、忘れずに持っていきましょう。このプールは底の方からクラシック音楽が流れて、体は何もしなくてもフワッと浮くので快適です。
死海プールは塩分が24パーセント含まれ、この高濃度の温泉は地下深くからくみ上げられたもので、免疫力アップなど健康促進にもよい効果が期待されるとのことでおすすめです。ドイツ観光に行っら、ぜひ話題の死海プールを体験してみましょう。
LIQUIDROM「料金」
LIQUIDROMの料金は、2時間19.5ユーロ(日本円で約2500円)、4時間24.5ユーロ(約3200円)。こちらのサウナでも、着替えをしている時間も利用時間に含まれます。余裕を持ってサウナから出るようにしましょう。時間を過ぎると超過料金を支払うことになりますので注意が必要です。
LIQUIDROM「コイン」
受付で料金を支払うと、その場で黄色のコインを渡されます。ロッカーを使用する際に、ロッカーに差し込まれているリストバンドの裏側にコイン挿入口があるので、そこへコインを入れます。館内で食べ物を購入する際もこのコインが必要ですので大切に携帯し、なくさないようにしましょう。
LIQUIDROM「サウナの種類」
LIQUIDROMのサウナはとても清潔です。スチームサウナ、低温サウナ、中温サウナ、中高温サウナ、高温サウナの5種類のサウナがあります。LIQUIDROMのサウナは男女混浴で、女性専用サウナはありません。みんな仲良く楽しんで全裸で利用している感じです。また、LIQUIDROMは更衣室も男女共用です。
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ドイツ観光でおすすめのサウナ「THERMEN BERLIN」
THERMEN BERLINは、西ベルリンのメインストリート「クーダム」地区のEUROPA CENTER(オイロッパーセンター)というショッピングモールのなかにあります。アクセスは便利で建物の4階にサウナの受付があります。こちらのサウナも男女混浴となっていてサウナ内で水着は着用できません。
THERMEN BERLINは館内に大きなプールが流れています。このプールでは水着の着用ができます。また、サウナでは水着着用は不可ですが、女性専用ゾーンのサウナがあります。
どうしても混浴に抵抗を感じるけれど、それでもドイツ観光で現地のサウナに行ってみたいという女性にとってTHERMEN BERLINはおすすめです。ただしTHERMEN BERLINはサウナに入る前に浴びるシャワーのエリアは男女共用になっています。
「THERMEN BERLIN」料金
THERMEN BERLINの料金は3時間で19.5ユーロ(約2500円)です。
館内でタオル、サンダル、バスローブなどがレンタル(有料)できます。THERMEN BERLINは、ベルリンの繁華街でメインストリート「クーダム」にあるので、ドイツ観光の一環としてこちらのサウナを利用するのもおすすめのプランです。
「THERMEN BERLIN」雰囲気
THERMEN BERLINには6種類のサウナがあります。ジャグジーや温水プールもあってリラックスできます。施設内は清潔に保たれていますが、建物はやや経年化した感じがあります。
とても静かな雰囲気があり、館内にレストランもありますので、お腹が空いても喉が渇いても大丈夫です。ドイツビールなども楽しめておすすめです。
ドイツ観光でおすすめのサウナ「Kristall Therme」
Kristall Therme(クリスタルテルメ)は、ベルリンから車で約2時間とアクセスは不便で、車がないと不便な立地なのでずが、それなりに楽しいサウナで行ってみる価値はあると言えます。
「Kristall Therme」料金
料金は利用時間によって異なり、2時間、4時間、1日券があります。館内にはサウナとプールがあって、プールだけ利用するのと、サウナとプール両方利用するのでは料金が異なります。サウナとプール両方利用の料金は4時間で大人1名で23ユーロ(約3000円)、プールだけの料金は19ユーロ(約2500円)となります。
「Kristall Therme」プールの入り方
Kristall Thermeのプールはいろいろな種類があります。寝そべって入るプールなどもあり、子ども連れでも楽しめます。プールはけっこう広くてリラックスできますが温度は39度や36度など、やや低めです。
人気で話題の死海温泉プールの塩分濃度は24パーセントです。死海温泉プールは透明なドームのなかにあり、このエリアでは水着を着用してもよいエリアになっています。しかし全裸で泳いでいる人もかなりいます。塩分濃度が高いので、水が目に入らないように注意しましょう。
「Kristall Therme」サウナの入り方
Kristall Thermeでサウナとプールに入る場合、受付でMit Sauna(ミットサウナ)と言うと青色のリストバンドを渡されます。このリストバンドを体につけて入場します。サウナスパーのゾーンには青色リストバンドをつけている人だけが入場できます。
サウナスパのエリアの入り口にはドイツ語で「ここからは水着を脱いでください」の掲示板が出ています。扉をあけて中に入ると、男女混浴で、みんなが全裸でサウナでくつろいでいたり、サウナゾーンの温水プールで全裸で泳ぐ人など、楽しんで過ごしています。
「Kristall Therme」のアクセス
電車でKristall Thermeに行く場合は、Hauptbahnhof(ベルリン中央駅)から「RE2」に乗ってください。最寄り駅はBad Wilsnack駅になります。電車で1時間以上かかります。
日本人にとっては抵抗があり、びっくりするような光景かもしれませんが、ドイツ現地では、男女混浴は普通のようで若い女性などもサウナゾーン内にある屋外のガーデンエリアで全裸でゆったりとくつろいだり、リラックスして過ごしています。
ドイツ観光でおすすめのサウナ「Spreewald Therme」
「Spreewald Therme」へのアクセスは車がないと難しいですが、施設が広くて宿泊もでき、水着を着用しても利用できる温泉施設が6か所併設されているなど、魅力的なサウナです。
混浴は抵抗がある方でも、ここならおすすめで、子供連れでも楽しめます。
水着を着用しても利用可能な6つの温泉とは、エクササイズ用プール(36度)、屋内外につながった大プール(36度)、塩分濃度が8パーセントのプール(38度)、38度のプール、子供用温水プール、ジャグジーです。
サウナも、2つの低温サウナは水着を着用して利用することができます。
「Spreewald Therme」水着不可
Spreewald Thermeには水着着用不可のサウナエリアもあります。
全裸で利用するサウナには、スチームサウナ、石窯サウナ、高温サウナ、低温サウナ、ハーブサウナ、フィンランド式サウナなどいろいろな種類が楽しめておすすめです。プールもありますので全裸に抵抗がない方は、こちらを利用してみましょう。
Spreewald Thermeはドイツで人気が高く、冬季は特に予約が取りにくいことでも知られています。館内は清潔で快適です。旅行者にとってアクセスは不便ですが、魅力あるサウナとしておすすめです。予約して訪れてみましょう。
「Spreewald Therme」料金
Spreewald Thermeの料金は、サウナの大人料金(1日券)は24ユーロ(約3000円)、2時間券は15ユーロ(約2000円)で1時間追加ごとにプラス3ユーロ(約400円)となります。
サウナの子供料金(1日券)は12ユーロ、2時間券は7.5ユーロで1時間追加ごとにプラス1.5ユーロです。サウナ施設の名称としては「Spreewald Therme GmbH」です。
ドイツでサウナを利用するなら知っておこう!
ドイツ観光でサウナを利用する場合、レンタルするのも方法ですが、安心して利用するために持参するものはバスタオル、バスローブ、サンダルもあれば便利かもしれません。
フィンランド式サウナ
フィンランド式サウナは、温度が90度以上あり「アウフグス」(Aufguss)というセレモニーが行われる場合があります。アウフグスは、サウナマイスターと呼ばれるスタッフが、精油入りの水が入った桶とタオルと旗を持って施設にやってきて、「アウフグス中です」という札がサウナにかけられます。
マイスターは挨拶して何の精油が入っているかなどを説明します。サウナ室内にある焼けた石に、マイスターが精油入り水をかけると、芳香が漂う熱気が発生します。マイスターは旗を回して熱気を室内に行きわたらせます。
その後、タオルでもサウナ客へ熱風を吹きかけます。ちなみに「アウフグス中」の札がかけられると、室内の熱気を外へ逃さないために、外からのサウナ室入室は禁止になりますので注意が必要です。
アウフグス
サウナマイスターがかけてくれる熱風はとても熱いので、熱風の吹きかけを2~3回繰り返してからマイスターがサウナから出ていくと、大半の客も熱くてサウナ室を出て行きます。
冷水を頭からかぶり熱気をさましたら、風邪をひかないように気をつけながらリラックスエリアで休憩します。
ドイツ観光の思い出にアウフグスもおすすめです。施設には「アウフグスプラン」として、どこのサウナ室で何時から開催されるかが情報ボードに掲載されますので確認してみましょう。
アウフグスに使用される精油は、ユーカリ(ドイツではオイカリプトス/Eukalyptus)、ツェダー(ヒマラヤスギの一種)、ライム、トウヒ(マツ科の常緑針葉樹)、ザクロなどいろいろあり、自然の味わいが楽しめるように工夫されています。
ドイツサウナのルール
心得としては、入り方が日本と異なり全裸で混浴が一般的なお国柄ということを理解してから利用しましょう。ドイツ人はもともと全裸にそれほど抵抗がないといわれます。ドイツ人の国民性であると理解しておくとよいでしょう。文化の違いを受け入れてサウナを楽しんでみてください。
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