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岐阜県の怖い心霊スポット18選!噂の現象がある廃墟やトンネルはどこにある?

岐阜県は、歴史的な遺産や美しい自然に恵まれた、非常に魅力的な地域です。一方で、県内には心霊スポットとして知られる廃墟や観光地も数多く点在しており、心霊現象に関心のある方々の間では話題にのぼる有名な場所も少なくありません。とりわけ、すでに廃墟と化した建物や、人を寄せつけないようなトンネルなどには、いずれも何らかの背景や由来が存在し、それにまつわる恐怖体験談も多く語られています。

昼間は観光地として賑わいを見せる場所であっても、過去に恐ろしい事件が起こった場所や、人々の強い怨念が残っているとされる場所は、夜になるとまるで別の顔を見せることがあります。本記事では、岐阜県内に実在する、特に恐ろしいと評判の心霊スポットをいくつかご紹介いたします。

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▼岐阜県の危険で怖いと噂の心霊スポット18選!

神の住む家|岐阜県の心霊スポット

岐阜県美濃市須原に位置する、いわゆる「神の住む家」あるいは「神の家」と呼ばれる廃屋は、地元では心霊スポットとして知られています。この建物は洲原神社(すはらじんじゃ)の裏手、長良川のすぐそばに佇んでいます。

老朽化が著しく進んでおり、無断で立ち入ったり、建物内で騒いだりすると、倒壊の危険性も否定できませんので、十分な注意が必要です。

今はなき家主は、洲原神社にて神主をしていたとされていて、廃屋の庭には名前の由来となった神入りの文字が彫られた石碑があります。由来のある洲原神社は奈良時代に創建されたと言われていて縁結びや子授けなどにご利益があります。

廃屋はこの神社の管理敷地内にあるため、もし怖い体験をした場合は肝試しなどはしてはいけない警告なのかもしれません。

木の実隧道(旧木の実トンネル)|岐阜県の心霊スポット

新しい木の実トンネルが作られてから使われなくなり、現在は通行止めになっている木の実隧道(旧木の実トンネル)。

岐阜県恵那市上矢作町にあり、戦前に開通したトンネルです。照明もなく真っ暗で、老朽化によりひび割れた壁からは水がもれて地面は川のようになっています。約160メートルのトンネルには雨の日に女性の霊が出ると噂になっています。

しかし壁が崩れていたり水に沈んでいる箇所があったりとトンネル内に入って肝試しをするのはかなり危険です。トンネル周辺の木ノ実峠すべてに雨の日の幽霊の噂があります。

苧ヶ瀬池(おがせ池)|岐阜県の心霊スポット

@Tsukamoto_Akari

口裂け女の発祥の地の一つとして知られる苧ヶ瀬池(おがせ池)。池の中央には八大竜王堂が祀られており、その周囲には薬王院、八大竜王本殿、八大白龍大神、苧ヶ瀬神社など、数多くの寺社が点在しています。日中は観光客や参拝者で賑わっていますが、夜になると一転して異様な雰囲気に包まれ、幽霊を目撃したり、口裂け女に追いかけられたという体験談が語られています。

苧ヶ瀬池には古くから八大竜王や竜女にまつわる伝説があり、神秘的な池として祀られてきました。特に鯉や亀は神の使いとして大切にされており、夜間に肝試しをしたり池を汚すような行為をすると、何らかの祟りを受けることがあるかもしれません。訪れる際には、その点を十分に留意しましょう。

金華山|岐阜県の心霊スポット

金華山は、美しい長良川や岐阜市内の景色を一望できる自然豊かな山で、展望台やロープウェイもあり、日中は観光客や登山者で賑わう素晴らしい場所です。しかし、その美しい展望や山の魅力は、夜になると一変します。

織田信長が敵の侵入を防ぐために山の上に築いた岐阜城の影響もあるのか、かつての武士の霊が現れるという噂があり、白いワンピースを着た女性が首を吊って自殺したとの目撃情報も後を絶ちません。

さらに、現在では夜間の交通が禁止されている金華山のドライブコースは、道幅が狭いため事故が頻発する場所でもあり、その事故で命を落とした方々の霊が現れることもあると言われています。

夜間に山に足を踏み入れること自体が危険を伴うため、肝試しに行かれる際は、恐ろしい体験だけでなく、安全面にも十分ご配慮ください。

新旅足橋|岐阜県の心霊スポット

旅足川を見下ろす橋の高さは約200メートルで、この形状の橋としては非常に高い部類に入ります。橋には歩道が併設されており、たもとには駐車場も完備されています。そのため、気軽に歩いて橋を渡ることができ、昼間は眼下に広がる雲海を楽しむことができるなど、素晴らしい景色を堪能できます。

しかし、この高さは非常に危険で、万が一飛び降りれば助かることはありません。そのため、夜間には自ら命を絶とうとする方々が絶えず、比較的新しい橋であるにもかかわらず、既に自殺の名所として知られています。そのため、この場所には霊的な力が宿っているとも言われ、訪れる人々がその影響を受けることがあるかもしれません。

愛岐トンネル群・13号トンネル|岐阜県の心霊スポット

画像:@shinreijapan

愛岐トンネル群は、現在は廃線となっている愛知県名古屋市から岐阜県多治見市にかけて、県境を越えて存在している旧国鉄中央線の隧道群です。これらのトンネルは、1号トンネルから14号トンネルまで、現在の中央本線沿いに点在しており、9号トンネルは昭和15年に廃止され、すでに消失しています。

立入禁止区域も存在する中、多治見駅から車で約20分の場所に位置する13号トンネルは、特に恐ろしい噂が絶えません。この13号トンネルは、建設が非常に難航したことで知られ、工事中に多くの方々が命を落としたと伝えられています。また、線路が完成した後も、飛び込み自殺が続いたという悲しい歴史があります。

さらに、この地域では口裂け女や親子の幽霊の目撃情報や体験談が多数報告されており、これらの霊的存在に遭遇した場合、帰路で事故に巻き込まれるという噂も広まっています。

東濃朝鮮初中級学校|岐阜県の心霊スポット

画像:@movie_redneck

「東濃朝鮮初中級学校」は、廃墟マニアの間では非常に有名なスポットであり、しばしば「T朝鮮学校」という名称で紹介されることもあります。インターネット上にもその情報が多数掲載されている、人気のある廃墟の一つです。1975年に開校されたものの、1997年には愛知県の東春朝鮮初中級学校に統合され、閉校となりました。

その後、廃校となり、放置された結果、廃墟として荒廃してしまいました。現在では、足音や笑い声など、存在しないはずの音が聞こえるという噂が絶えません。このような廃墟に無断で立ち入って肝試しを行うことは、通報される可能性があるほか、暗闇の中での行動には怪我の危険も伴います。

また、心霊現象などが発生した場合、どのような事態になるかは誰にも予測できません。そのため、訪れる際は十分に注意し、すべて自己責任で行動することを強くお勧めします。なお、東濃朝鮮初中級学校の所在地はわかりづらいことがあるため、地図を見てアクセスするとよいでしょう。

関ヶ原メナードランド跡地|岐阜県の心霊スポット

1972年(昭和47年)の開業以来、地元の人々に親しまれていた遊園地ですが、入場客数の急激な減少により、2001年(平成13年)に閉園し、その後は廃墟となりました。閉園後は、黒い影の目撃情報や、追跡されたとの話もあり、肝試しスポットとして訪れる人々が増えました。

現在では、すべての建物が解体され、更地となり、立ち入り禁止区域に指定されています。入り口の門や壁がわずかに残っているものの、周囲には緑が生い茂り、かつての面影をほとんど感じることはできません。

また、関ヶ原メナードランドが建設された土地は、旧日本軍の弾薬庫跡地であり、現在も戦死した兵士や亡くなった子どもの霊が現れるという噂が広がっています。

高畑住宅|岐阜県の心霊スポット

画像:@wug0029

1999年に建設された四階建ての町営住宅団地「高畑住宅」では、過去にポルターガイスト現象が頻発したことが原因で、住民たちが町役場に対して抗議を行い、大きな話題となりました。

その後、噂を耳にしたマスコミが一斉に押し寄せ、この場所は全国的に有名な怪奇現象のスポットとして知られるようになりました。当時は霊能力者や霊媒師も多く訪れ、非常に騒動となったと伝えられています。

物が自発的に動く現象や、大きな音が頻繁に発生する現象、さらには女性の幽霊を目撃したという証言もあり、霊媒師が自殺した女性の霊であると特定した事例もあったそうです。

しかし、霊媒師の中には虚偽の話をでっち上げる者もおり、住民にとっては迷惑な事態も少なくなかったようです。現在も、「高畑住宅」は富加町の町営住宅として入居者の募集を行っています。

伊自良湖|岐阜県の心霊スポット

伊自良湖は、ダム建設によって誕生した美しい人造湖です。湖の周囲は約2.4キロメートルで、周辺には公園や伊自良キャンプ場などがあり、自然の美しさを感じることができます。

日中は、ワカサギ釣りを楽しんだり、豊かな自然を満喫することができる憩いの場所として、多くの人々に親しまれています。また、地域活性化支援センターによって「恋人の聖地」に認定されており、ロマンチックな雰囲気も漂います。しかし、夜になるとその雰囲気は一変し、過去の歴史からか、自殺の名所として知られ、心霊現象にまつわる噂も耳にすることがあります。

湖畔を歩いていると、かつての自殺者の足音が聞こえると言われたり、幽霊に追いかけられるような恐怖体験をしたという話もあります。広大な湖であるため、過去には入水自殺が多かったとも言われ、夜間に湖畔を歩くことは非常に危険だとされています。

関ヶ原古戦場跡|岐阜県の心霊スポット

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岐阜県不破郡関ケ原町関ケ原に位置する、天下分け目の決戦として広く知られる「関ヶ原の戦い」の主戦場跡です。戦死者を葬った首塚が東西の2カ所に残されており、当時の激しい戦闘を今に伝えています。周辺には戦いに関連する石碑や、徳川家と石田家の家紋をあしらった旗が並び、関ヶ原駅前には観光案内所や休憩所も整備されており、観光地として多くの人々で賑わっています。

しかし、年月が経過したとはいえ、依然としてこの場所は激しい戦場の跡地であり、強い霊的な存在が集まっていると言われています。霊感の強い方々は、近づくだけで不快感を覚えることがあるようです。日が落ちると、武者の霊が現れるという目撃談も多くあり、地元ではその噂が絶えません。

この場所は歴史的に非常に価値のある場所ですので、夜間の訪問は避け、関ケ原町にある歴史民俗資料館など、明るいうちに訪れることをお勧めいたします。

千鳥橋|岐阜県の心霊スポット

岐阜県を流れる一級河川・長良川は、川沿いに旅館やホテル、温泉施設が数多く立ち並び、年間を通じて多くの観光客で賑わっています。特に、千鳥橋周辺は夏になるとバーベキューや川遊び、水上バイクなどを楽しむ人々に人気のスポットとなります。

しかしその一方で、千鳥橋付近は毎年のように水難事故が発生している危険な場所としても知られています。特に橋の南側では、川の流れと地形の影響によって渦が発生しやすく、流れが急変することから、これに巻き込まれてしまう事故が多発しています。

そのような事情を知る地元の方々は、千鳥橋の下で泳ぐことを避けているようです。また、過去に水難事故で命を落とされた方々の霊が橋周辺で目撃されたという話もあり、千鳥橋の周辺には献花が多く見られることでも知られています。

夏は水辺のレジャーが楽しい季節ですが、十分な注意を払い、安全に楽しむよう心がけましょう。

安房トンネル|岐阜県の心霊スポット

安房(あぼう)トンネルは、1998年に開催された長野オリンピックに合わせて整備されたもので、長野県松本市と岐阜県高山市を結ぶ、全長約4kmの自動車専用トンネルです。

このトンネルは、活火山であるアカンダナ山を貫いて建設されましたが、工事中には火山性ガスを含んだ水蒸気爆発が発生し、残念ながら4名の作業員の方々が犠牲となりました。

また、トンネル開通以前には、この付近が遭難者の遺体安置場所として一時的に利用されていたという話もあり、それにまつわる噂が現在も語り継がれています。中には、トンネル内で金縛りにあったり、壁に人の姿のようなものを見たといった心霊的な体験をしたという声もあるようです。

銃殺の家|岐阜県の心霊スポット

岐阜県可児郡御嵩町の田舎道沿い、林の中にひっそりと佇む一軒の廃屋は、地元では「銃殺の家」と呼ばれています。建物自体はごく一般的な二階建ての民家ですが、周囲には他の住宅がなく、人里離れたその立地もあって、どこか不気味な雰囲気を醸し出しています。

この家にまつわる名前の由来は、かつてこの場所で住人が自ら命を絶ち、それを家族が保険金目的で他殺に見せかけた――という話が元になっているようです。ただし、こうした話は都市伝説の域を出ず、実際の真偽については明らかではなく、噂が一人歩きしているとも言われています。

現在では建物は完全に廃墟となっており、周囲は草木に覆われ、損傷の激しい構造は今にも崩れ落ちそうな状態です。かつては肝試しなどの目的で訪れる人もいたようですが、近年は警察による立ち入り禁止の張り紙が掲示され、監視体制も強化されているようです。

恵那峡大橋|岐阜県の心霊スポット

恵那峡大橋は、岐阜県中津川市の蛭川地区と茄子川地区を結ぶ、木曽川に架かる橋です。地元では、心の悩みを抱えた方が訪れることの多い場所として知られており、新聞等で取り上げられることもあるようです。

また、この橋にまつわる噂もあり、昼夜を問わず渡っていると、声をかけてくるような幽霊が現れることがあると言われています。川面まではおよそ50メートルの高さがあり、特に夜間には、橋の下から女性の声が聞こえるという話もあるようです。

自然の雄大な景観を楽しめる名所である一方で、心身の安全には十分ご注意いただきたい場所でもあります。

喫茶レ・アール(UCC喫茶店)|岐阜県の心霊スポット

正式名称は「Les Halles(レ・アール)」ですが、一般には「UCC喫茶店」あるいは「喫茶R」などの通称で知られています。かつては家族経営で多くの人々に親しまれていた喫茶店でしたが、経営者一家が心中したのか、それとも夜逃げをしたのか、詳細は不明なまま廃業し、以降は廃墟となったと伝えられています。

この場所では、近づくと女性の幽霊を目撃したという体験談や、白い影がこちらを見つめていたといった心霊現象の噂が数多く語られ、次第に有名な心霊スポットとして知られるようになりました。

廃墟となった後は、肝試しの場として訪れる人々や心ない者による荒らし行為が相次ぎ、過去には2度の火災も発生しています。その影響で建物は非常に危険な状態となり、火災後は見る影もなく荒れ果ててしまいました。現在では建物は解体され、跡地は更地となっています。

ホテルFleurs|岐阜県の心霊スポット

一度リニューアルを経て再オープンしたものの、現在はすでに閉業している元ラブホテル「Fleurs(フルー)」。三階建ての中規模なホテルで、煉瓦風の外観がかつての賑わいを今に伝えています。

近隣には「養老の滝」などの心霊スポットが点在しており、このホテルもまた、ポルターガイスト現象が報告されることで知られるようになりました。

具体的には、誰もいないはずの場所から足音や女性の声が聞こえる、突然物が落下したり倒れたりする、あるいは写真に霊と思しきものがはっきり写り込むといった現象が起こるとされています。

肝試しなどで訪れる方もいらっしゃいますが、予期せぬ体験をされる可能性もございますので、訪問される際は自己責任で十分にご注意ください。

大洞光輪公園墓地(外人墓地)|岐阜県の心霊スポット

画像:@gifuseichi19

岐阜県にある市営の大洞光輪公園墓地は、敷地内に大きな十字架の墓があることから、地元では通称「外人墓地」として知られています。この十字架の墓については、「触れると祟られて命を落とす」といった噂が語られており、周囲の電話ボックスではポルターガイストのような不可解な現象が起こる、あるいは幽霊に追われたという体験談も多数存在します。

また、この墓地では過去に多くの方が自ら命を絶ったとされ、単なる心霊現象だけでなく、実際に霊の姿を目撃したという報告もあるようです。

いかなる噂があるにせよ、肝試し目的で訪れる際には、すべて自己責任であることを強く意識すべきでしょう。特に夜間に無断で立ち入ることは、亡くなられた方々の安らかな眠りを妨げる行為であり、思わぬ恐怖体験や災いを招く可能性も否定できません。

岐阜県の最恐といわれる心霊スポットで肝試し!

岐阜県には、日中は多くの観光客で賑わう場所であっても、夜になると一転して人通りが途絶え、不気味な雰囲気に包まれる心霊スポットが多数存在します。なかには、噂の絶えない廃墟や古いトンネル、崩れかけた建物など、実際に足を踏み入れると怪我をする危険がある場所もあります。

軽い気持ちで肝試しをした結果、幽霊を見て精神的に不安定になったり、恐ろしい体験をきっかけに怪我をしたりするという話も少なくありません。また、夜間で人目のない場所は、犯罪に巻き込まれる危険性も伴います。肝試しなどで訪れる場合は、決してお一人では行かず、十分な注意と準備のうえ、安全を最優先に行動するよう心がけてください。